実りの秋を迎えています。富士山がくっきり見える快晴の中、５年生約７０人が、山田川自然の里にある棚田で農政課、やまグリボランティア・シルバー人材センター、学校支援地域本部の方々の支援をお借りして、田んぼで鎌を使って稲刈りに挑戦しました。新型コロナの影響で田植えはできませんでしたが、収穫の時期を迎えた黄金色の稲を、慣れない手つきながらも丁寧に収穫していきました。

＜稲刈りを体験した児童＞「初めての稲刈りで、危ないって言われていて緊張したけど、うまくとれてよかった」、「最近は機械でやるから、手で稲を刈るのは貴重な体験だった」
　2020年は、長雨と暑さの影響で実は少し小さいですが、稲の出来はまずまずだということです。

5時間目に体育「フラッグフットボール」の授業で研修を行いました。5年3組の子供達が生き生きと楽しそうに体を動かしていました。チームごとに相手をかわしたり、ブロックしたり様々な動きを組み合わせて多くの作戦を練り、相手チームに合わせて試合で使う作戦を決めていました。子供達同士で考えを共有する時間が自然と生まれていた素晴らしい授業でした。この良い雰囲気で自然教室を迎えられるといいなと思います。

10月10日（土）、令和２年度の三島市PTA連絡協議会主催による指導者講習会が行われます。
　本年度は、「新型コロナウィルス感染症」によって多くの人が会場に集まることができないので、「ZOOM」によるオンライン研修会が企画されました。
　自宅から参加可能です。興味のある方は、参加をお願いします。（先日各家庭に配布したチラシから申し込みできます。）

オンライン研修会チラシ

　校長室前の中村商店では、赤や白のひがんばな、どんぐりなど、秋の実りが並んでいます。どんぐりは子どもたちが校庭や通学路で拾ってきてくれたものです。また、児童のおじいさまから寄贈していただいたやじりの標本も置いています。すると、「家にこんなものがあった。」と、蜆塚遺跡でみつかった貝殻や、アンモナイトの化石の標本などを子どもたちが持ってきてくれました。めずらしいいのししの牙もあります。「地蔵坂で見つけた！」と、へびのぬけがらを持ってきてくれた子どももいて、多彩な品揃えでみなさんの来店をお待ちしています。

　本校には「本読み隊」という、保護者による読み聞かせボランティアがあります。今年度は、この状況下で、活動開始時期や活動方法にも検討を重ねてきました。
　新しいメンバーも加わり、従来通り、各クラスで朝の読み聞かせを開始したいところですが、第１回目は、少し遅くなりましたが「１年生歓迎」の意味も込め、１年生のみを対象に、かつリモートにて読み聞かせを試みることとなりました。
　今回の本は「ともだちや」でした。大型本を用いて、zoomの画面いっぱいに絵を写しながら、読み聞かせをしていただきました。教室で聞いている子どもたちの様子は、書画カメラを通じて、読み手のお母さんたちにも見ることができます。子どもたちは、興味津々でお話に聞き入っていました。
　ニューノーマル下での新しい「読み聞かせ」の形・・・今後の活動に向けて、新たな可能性を感じることができました。