９月２９日(金)

　今年は5月に校舎建て替えのため狭くなった運動場で体育の部が行われ、そして昨日、学校体育館で発表の部、市民文化会館で合唱の部が行われ感動の飛翼祭が終了しました。
　飛翼祭の閉会にあたり、生徒会長の宮下さんは北中生全員にむけて次のメッセージを送りました。このメッセージが今年の飛翼祭の全てだと感じました。少し長くなりますが宮下さんの思いの詰まったメッセージをお読みください。


　今日で飛翼祭のすべての部が終了しました。みなさんにとって飛翼祭はどんなものになりましたか？
　私たち生徒会本部では本部役員全員が「飛翼祭を北中生の思い出に残る素晴らしいものにしたい」という思いを胸にここまで頑張ってきました。
　今年の「飛翼祭」のスローガンは「全力疾そう」です。体育の部、発表の部、合唱の部でそれぞれ「全力疾そう」の漢字を変化させました。
体育の部では爽やかの「爽」を
発表の部では創るの「創」を
合唱の部では奏でるの「奏」を当てはめました。
　このスローガンから私がこの飛翼祭をとおして皆さんに一番感じて欲しいと願っていたことは「仲間を大切にする」ということです。
体育の部では「さわやかな青春の汗を流す」
発表の部では「思い出に残る素晴らしい会を創り上げる」
合唱の部では「美しいハーモニーを奏でる」
といった意味が込められたスローガンになっていました。この三つの意味にはある共通点があります。みなさん分かりますか？三つの意味にはすべて「仲間」が関わってくるのです。
・仲間がいることで爽やかな汗を流すことができます。
・仲間がいることで思い出に残る会を創り上げることができます。
・仲間がいることで美しいハーモニーをかなでることができるのです。
そう、すべて仲間と協力することでできることのなのです。
　「仲間」といっても一人や二人だけということではありません。クラスの仲間を大切にして欲しいということなのです。
　みなさんは今日まで同じクラスの仲間と共にたくさんの努力を積み重ねてきました。時には高い壁にぶつかり、苦しいときもあったでしょう。それでも今日はどのクラスも仲間と共に心を込めて歌っていました。たとえどんな結果であっても、みなさんが仲間と精一杯努力してきたということこそが飛翼祭で一番大切なことなのではないかと思います。
　四月の頃とは変わり、今の皆さんには「仲間との絆」があります。北中生にはお互いを認め合うことができる「敬愛の心」があります。これからも「仲間を大切にする」ことを忘れないでください。
　三年生はこれから受験がありますが、仲間と共に助け合っていきましょう。
　一・二年生はこれからもより良い北中を創り上げるために仲間と共に頑張ってください。
　今年の飛翼祭も素晴らしいものとなりました。
　本当にありがとうございました。

　生徒会長　宮下