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▼ 2020/05/07(木) 緊急事態宣言発令における臨時休業への対応と今後について
令和2年5月7日
山田中学校保護者 様
三島市立山田中学校 校長 上野 博史
緊急事態宣言発令における臨時休業への対応と今後について
「正解のない道を歩く、迷い大きい私達」
4月16日、初めて全国緊急事態宣言が発令されたのにも関わらず、その後も登校日を設けた判断の甘さに深くお詫び申し上げます。
そして今回、休業が5月31日まで延長され、緊急事態宣言も同じように延長されました。延長された背景には、以前よりも感染の状況は減少しつつも油断はできない様子が見られ、静岡県でも感染されている方がいる以上、心配なことは変わりありません。休業という措置を取ったのは、生徒はもちろん、保護者やその家族、または教職員の命を守るために行われたものです。そこで4月に出された緊急事態宣言の時よりも事態は好転しているとは言えない状況ならば、かけがえのない命を守ることを最善のことと考え、少なくとも14日までは生徒の登校を行わない事としました。今後は、緊急事態宣言の解除やその他の条件を加味しながら、登校日については判断していきたいと思います。また、家庭訪問や電話連絡についても、防犯上難しいことだと思っています。つきましては、体調不良や困ったこと、相談したいことがありましたら、遠慮なく学校へ連絡してください。ただし、命に関わるような緊急な状況や生徒指導上必要な場合は、その限りではありません。今まで誰も体験したこともなく、この先のことも確かなことが決まらない状態で、生徒の皆さんや保護者の方々のストレスは限界に近い状態だと推察いたします。そして、登校日もない状況は一層不安に感じることと思われますが、何卒ご理解いただきたくお願い申し上げます。
次に今後の状況についてお知らせいたします。学習保障については、授業時間を確保するために、夏休みを短縮することになると思います。さらに、授業時間を確保するために、今後予定されている行事を縮小したり、中止したりしながら確保していきたいと考えています。例えば、青峰祭体育の部を縮小して文化の部と同一日に実施する、2年生の職業体験は中止するなど、全校または学年単位でも見直しながら授業時間確保について検討を進めています。そして、休業中の学習課題は引き続きブログを通して提案していきます。
中体連については、市内大会を7月18日〜26日の中で実施できるようにいろいろと検討しています。ただし、部活動の再会状況によっては、中止となる場合もあります。
校納金の学年費については、授業が再開されれば教材費など必要になってきます。また、学年費の中には、宿泊行事や修学旅行の積立も含まれているので、年間を通して調整させてください。給食費については、年間180日を予定しているので、夏休みの期間の授業日が決まりしだい180日に満たない分は返金したいと考えています。
先生たちも皆さんと同じように再会を心待ちにしているだけに、何もできなくなってしまうことにジレンマを感じています。正解のない道を歩いている中、迷いながらも、今できる準備をして待っています。生徒の皆さんも、再開した時に精一杯取り組めるように、生活のリズムを整えて良い睡眠と体力の維持に努めてください。そして、3月にはみんな笑顔で卒業、進級している姿をイメージして頑張っていきましょう!
最後に、始業式で紹介したティモンディ高岸さんのメッセージを再び贈ります。
「この3年間何事にも全力で本気で挑んだことが
必ずかけがえのない宝物、財産になる!
人生いつどこで何に繋がっていくかはわからない、
懸命に生きていればその日が必ずくる!
君達はみんなオリオン座なんだから!
やればできる」
山田中のみんななら、「や れ ば で き る!」