社会科で「昔のくらし」の学習をしています。今日は楽寿園の郷土資料館に行って、見学や体験をしてきました。復元された囲炉裏端に座り、自在鉤や箱膳などの昔の道具の話をうかがいました。また、足踏みミシンと石臼の体験もすることができました。昔の人たちの工夫に感心しながら、今の生活の便利さに気づくことができました。

　これらのことを学習し、実際に削り節をつくる体験をしました。これまでにも自分で削る体験をしたことのある子も多くいました。
　自分たちで削ると、「おー、すごい」とか、削り節を食べて、「おいしい」と感じている子どもたち。うま味を上手に取り入れることで、健康にもつながります。今回の体験のことをご家庭でも話題にしたり、実践したりしてみてください。

　その後、「味を感じる仕組み」、「うま味とは何か」、「うま味の秘密」について学習しました。
　人には、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚があり、味を感じるのは、味覚だけでなく、視覚や嗅覚が一緒に働いているからとのこと。
　そして、感じる味には、甘味、酸味、塩味、苦味とうま味があり、うま味という味覚は、日本人が約１１０年ほど前に発見したそうです。そして、この「うま味」は、おいしいとかうまいとはちがう、味のことを指しています。

　５年生が「味覚教室」を行いました。
　まずは、４つの出汁を飲んで、何の出汁かを当てるクイズ。子どもたちからは、「かつお、こんぶ、にぼし、干ししいたけ、あごだし、複数合わせたもの」など、匂いや味で判断して答えていきました。
　「４つのうち、一番おいしかったのはどれ？」と聞かれると、子どもたちの多くは、４番目に手を上げていました。じつは、４番は化学調味料で市販の出汁です。
　なぜ、４番がおいしいと感じるかは、塩分が入っているからとのこと。

　11時現在、風邪やインフルエンザで欠席している人は２０人、そのうちインフルエンザと診断された人は８人です。