富士の雪解け水が当たり前のように水道から出てくる幸せを児童は感じていたようですよ。「プールの水だって柿田川の水なんだよ。」と言ったら、「えーっ。贅沢だな。」なんて声も聞こえてきました。この水は、遠く熱海まで運ばれているそうです。　

　柿田川は日本で一番短い一級河川だとか。わき水により成り立っている川のため、水がとてもきれいで、中島浄水場に引いてきてもほとんど不純物がないので塩素の量もとても少なくて済むそうです。さすが、日本三大清流ですね。水温は15度と聞いてびっくりしました。

　10日(火)に、4年生は中島浄水場に見学に行きました。清水町にある柿田川の水を、どのように各家庭へつなげていくのか、丁寧に説明をしてくださいました。地球にある水のうち、人間が飲み水として使っているのはわずか0.1％ほどしかないとか…。水を大切に使わないといけないことを学びました。

　公園に行こうの第2弾です。この日は錦ヶ丘公園に行く予定でしたが、朝から気温が上昇したため、安全面を考慮し、向山古墳公園に行きました。１年生は、歴史よりも遊び。広々とした公園で２時間、楽しく過ごしました。

　自然教室に行く前に、5年生の体育（保健領域）「けがの防止」の授業を、5年生の全学級で行いました。授業は、担任・主幹教諭・養護教諭（けがの手当の場面）が関わり、２〜３人のTT（ティームティーチング）で行いました。
　けがや事故が起きてしまう原因には、「人の行動」と「けがの起きやすい環境」の２つの要因があることを学習したり、そして、けがが起きてしまった時の「けがの処置の仕方」について学習したりしました。特に、けがの処置のしかたについては、養護教諭に登場してもらい、専門的な知識を生かして授業を行いました。
　自分が考えていた処置の仕方からすると、ずいぶん違っていたり、新しく知ったりすることも多かった授業でした。自然教室や今後の生活の中で、この授業で知り得たことを生かして、事故やけがの少ない体験学習や日常生活にしていってほしいと思います。