お台場第三砲台跡です。お台場の地名は、もともと江戸時代の後期、外国船の襲来に備えて大砲を据える場所という意味です。そして、100km以上離れた場所ですが、東京と三島近隣とをつなぐ事柄があります。6年生は、4月の韮山めぐりで学習したと思いますが、当時の韮山代官、江川太郎左衛門英龍が幕府に対して海防の重要性を説き、韮山反射炉(世界遺産)で大砲を鋳造し、その大砲をこのお台場に設置したのです。結果的には、外国の大砲の飛距離には及ばず、開国・倒幕・明治維新・・・とつながっていきますが、自分たちの地元のこととして、ぜひ知っていてほしいと思います。そんな意味も込めて、この場所を散歩しました。