今日から、「本気ママ」による“読み聞かせ”がスタートしました。
　（「本気ママ」とは、本校の校訓＜本気＞と、＜子どもたちを本好きに＞という親御さん方の思いがこめられたネーミングです。）
　しかし、８時１０分から始まる活動ですから、お母さん方にとっては正にお忙しい時間帯だと思います。

　どの教室でも、子どもたちがすっかり“本の世界”にひたっている様子でした。そして、低学年はもちろんのこと、高学年の子どもたちも、こんなに“読み聞かせ”に溶け込むことができるということに改めて驚かされました。
　でも、これが、「本気ママ」の皆さんが、数週間も前から一生懸命「本選び」や「練習」を重ねてこられた成果なのでしょうね。

　今回が初めての“読み聞かせ”だったので、終了後には、「本気ママ」全員が集まっての顔合わせと学習会が開かれました。
　ここでは、「本気ママ」の心構えが確認され、「本選び」や「読み聞かせ」のコツについての意見交換が熱心に行われていました。

　―この１年間、この「本気ママ」の活動で、子どもたちがますます＜本好き＞になっていくことを期待しています。

４月末に行う予定だった「１年生を迎える会」を、今日、ようやく実施することができました。（季節外れのインフルエンザ……やっと沈静化しました。）
　
　＜６年生＞に手をつながれた１年生が、＜３年生＞の持つアーチの中を、＜２年生＞が作ってくれた「カブト」をかぶって、照れくさそうに、でも、うれしそうな笑顔いっぱいで入場してきました。
　まずは、全校で、「東小・校歌」を披露……とは言っても、もう、１年生もすっかり覚えてしまい、一緒に元気よく歌っていました。
　次は、「東小・紹介」です。＜５年生＞が、１年間の様々な学校行事・学校での約束事などを、寸劇で楽しく紹介してくれました。
　そして、「東小クイズ」。「東小の子どもたちの人数は？」「用務員さんはどちら？」……全校で、こんな「○×クイズ」を行いました。
　さらに、＜４年生＞からは、手作りのプレゼント（大風車）が贈られました。
　全校児童がかかわって作り上げた「迎える会」に、１年生は大満足の様子でした。

　この１年生の中には、「入学式」の前々日に、震災を受けた東北地方から移ってきた女の子もいます。その子の晴れやかな笑顔が、とても印象的でした。
（※なお、４月１５日の、ブログでのつぶやきに対して、「我が子の着ていた洋服を役立ててもらえたら……。」と学校に届けてくださった親御さんがいらっしゃいました。ありがたいことです。また、「娘が使っていた物を……。」とたくさんの文具等を持ってきてくれた職員もいます。そして「ランドセル」は、本校の＜伊達直人＞からの贈り物でした。……たくさんの“愛”に包まれて、小学校生活を思いっきり楽しんで欲しいものです。）

　第２校時に、体育館で、６年生を対象にした「歴史学習」が開かれました。
　講師は、三島市教育委員会の職員です。レジュメや写真、そして、古墳から出土した物まで用意され、子どもたちの五感を刺激する学習会になりました。

　６年生はここまで“日本の歴史”を学習してきましたが、自分たちが暮らす“地域の歴史”を実感するのは、なかなか難しいことでした。
　しかし、この三島市にも、教科書で学習したような＜古墳＞が散在しているのです。東小からそれほど遠くない、「向山古墳群」「夏梅木古墳群」の様子を丁寧に示された子どもたちは、きっと、（よおし、見に行ってみよう！）という気持ちを胸に抱いたことでしょう。
　最後には、出土品に触れる機会までいただきました。千数百年前の歴史を、実際に肌で感じることができ、感激しているようでした。

　この学習会を契機に、子どもたちには、これからの「歴史学習」にロマンを感じながら取り組んで欲しいと願っています。

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