１２月６日（金）第５校時、火災を想定しての避難訓練を行いました。今回の避難訓練は、授業中に給食室から出火ということで実施しました。学校内では、火を使う場所は限られています。給食室、職員給湯室、事務室、理科室、家庭科室、これくらいしかありません。実際には、これらの部屋から出火することは、非常に少なく、学校での出火原因で一番多いのは、「漏電」です。コンセントとプラグの間に埃が積もって出火することもあるようです。そういう意味では、どこで出火するかわかりません。地震は、実際に揺れを自身が感じるので、発生を知ることができますが、火災は、火災報知器が関知し、その発生場所を職員室で確認し、放送等で知らされるので、しっかり聴いて行動することが大切です。いつ起きるかわからないので、自分の耳で聴いて、自分で正しい判断をする力を付けていく必要があります。今年は、避難訓練の回数が多いので、子どもたちは大分避難の仕方が上手になりました。階段では、上級生が下級生を優先してあげる思いやりが見られました。しかし、集合したときにおしゃべりしてしまうところが残念です。子どもたちに必要なのは、実際に体験・経験をしておくことです。初めてのことには、判断も行動もできません。備えあれば憂い無し。今後も、集団下校や避難訓練が予定されています。ご理解とご協力をよろしくお願いします。