「４年２組に『不審者』が侵入！」―今日の第５校時、防犯訓練が行われました。

　「職員室に通報する」担当、「全校にそれを伝える」担当、「児童をグランドに逃がす」担当、「不審者を取り押さえる」担当、「不審者を教室に入れさせないように指示する」担当……と、個々の教職員が、子どもたちを守るために自分の役割を果たしていきます。
　そして、無事に「不審者」を取り押さえられたら、子どもたちを全員グランドに集めて、心を落ち着かせて、事情を説明するのです。

　第２部は、「引き取り訓練」です。
　保護者に学校まで迎えに来てもらい、子どもたち一人ひとりを確実に引き渡していくのです。せっかくの、“親子で一緒に通学路を歩く”機会なので、道々、危険箇所を確認していただくこともお願いしました。

　＜自分の命は自分で守る＞……一年間、その姿勢を確実に身につけさせていきたいと思います。　

　今日から、「本気ママ」による読み聞かせがスタートしました。
　「本気ママ」とは、読み聞かせボランティアの、保護者や地域の皆さんのことです。今年度も、３０名を超える方々が、名乗りを挙げてくださいました。（本校の自慢、絵本作家・宮西達也さんもメンバーのお一人です。）

　どの教室を覗いても、子どもたちの熱い眼差しが、「本気ママ」の読む絵本に、真っ直ぐに注がれていました。

　今年度も、この皆さん方が、子どもたちの＜本への興味＞＜読書意欲＞を大いに刺激してくださることを期待しています。
　朝のあわただしい時間帯での前向きなご活躍、本当にありがとうございます。１年間、よろしくお願いいたします。

　１０日（木）、今年度初めての「スキルタイム」が行われました。……朝の短い時間ですが、これからは、毎週・水曜日に継続して実施されます。

　本校の今年度の研修テーマは、昨年度から引き続き、＜進んでかかわり、互いに高め合う子の育成＞です。しかし、サブテーマは、＜聴く力を高める授業づくりを通して＞と改められました。授業の中での、子どもたちのかかわり合いの中で、「聴く」ことに焦点をしぼったのです。

　この日の「スキルタイム」の内容は、＜よい聞き方＞。
　各担任はそれぞれ工夫を凝らして、子どもたちの「聞くこと」から「聴くこと」への意識を変えていこうと試みていました。

　「聴く」の字の中には、「耳」も「目」も「心」も含まれています。「耳を、目を、心を、話し手に傾ける」ことの大切さが子どもたちに伝わるように、この１年間、研修を積み重ねていきたいと思います。