11月4日（水）１１月5日（木）の両日、「見えないものを見るチカラ」と題して、演劇ワークショップが行われました。講師を務めるのは、大阪を拠点に活動する団体「南河内万歳一座」座長で芸術家・演出家の内藤　裕敬さんです。緊張している体をほぐした後、行ったことは次の3つです。
　　　　１　ピアノ曲を聴いて想像する。子供達がどう感じるか聴き出す。
　　　　２　クラッシック音楽を聴いて、曲のイメージがどのサンプルのどの絵に近いか聴き出す。
　　　　３　現代音楽を聴いて、自由に絵を描く。
　子供の発表を聴いて、「いいね。いいね。素晴らしいね。」「ここに見えていない物を想像できたね。いい感性だね。」「そうか、そういうことか、なるほど。」など、子供達の考えを肯定し、自信を育てていただいていることがよくわかりました。そのように育てられた発想力を最大限生かして最後には自己がイメージした絵に描き表すことができました。内藤先生のワークショップは、まさに、子供達の心の中に眠っている想像力が目を覚ました感じでした。

内藤さんは、「想像力豊かな素晴らしい子供達です。とても楽しかったです。」とおっしゃってくださいました。
　このクリエイティブワークショップは、音楽や図工、美術といった授業の枠組みにとらわれず、芸術の可能性をより広く捉え、芸術家やクリエイターが学校現場に出向いて、子供達が答えのない課題に主体的に取り組むプログラムを実施するものです。三島市役所　産業文化部　文化振興課の取組により、実施されています。
　内藤　裕敬様はじめ、スタッフの皆様、そして、文化振興課の皆様ありがとうございました。