７月12日(木)

　今日は本校管理棟に展示してある「ふくろう　夢へ向かって」の作者である安曇野ビンサンチ美術館の北山　敏先生(写真左)が学校を訪ねてくださいました。
　北山先生は北中学校の卒業生です。校長室でこの作品への思いをお話しいただいた後、新しくなった南校舎、懐かしい北校舎を一巡されました。
　北山先生が「ふくろう　夢へ向かって」(写真中央)から解説をいただきましたので掲載します。

　「ふくろう　夢へ向かって」は母校である静岡県三島市立北中学校に寄贈するために作った作品です。いつもは踏みつけてしまう落ち葉。でも、光に透かしてみると何億年もかけてつくられた自然が見えます。人の想像力を越えた美しい色や形が自然の中にかくれています。この絵は、自然が持つ神秘的な色や形をそのまま使って、コンピュータで制作したものです。一枚の落ち葉を、一羽のふくろうの絵に描いて変身させていきます。使った自然は…落ち葉、ミクロの結晶、粘土など。ミクロの粘土はどこに使われているんでしょうか？イメージをふくらませて、見つけてください。自然から生まれたふくろうが、私たちと皆さんをつなげてくれたら嬉しいです。

　北山先生の作品は市内11の小中学校に寄贈され、展示されています。(写真右)