６月２６日(水)、５校時に１，２，３年生、６校時に４，５，６年生の授業参観がありました。５月１０日以来、今年２回目の授業参観です。今週唯一の雨天があたってしまい、足下の悪い中でしたが、多くの保護者の方にご来校いただきました。参観会のときは、ふだんとは違ったあらわれが見られます。自分のお父さん、お母さんにいいところを見せようと張り切る子。緊張して、いつもの調子が出ない子。いつもと変わらない子。など様々です。しかし、どの子も「いいところを見せたいな。」と、思っているのではないでしょうか。思っていることが同じでも、子どもによってストレートにあらわせる子とできない子に分かれているのだと思います。さて、保護者の皆様は、我が子にどのような言葉を掛けたのでしょうか。張り切ってがんばった子には、「がんばったね。よかったよ。次もがんばってね。」と、いった声掛けをしたのではないでしょうか。では、活躍できなかった子には、どんな言葉を掛けたのでしょうか。目立つ活動がなくても、すごくしっかりノートをとっていたかもしれません。発表までにはいかないけど一生懸命考えていたかもしれません。ノートを見たり、問題についてどう考えたのか聞いてみたりすることが、子どもを伸ばしてあげることになるのではないでしょうか。他の子と比較して褒めたり、叱ったりすることは簡単ですが、その子だけを見て理解してあげることが自尊感情を高め、自ら意欲をもつことにつながっていくと思います。子育てって、簡単じゃありませんね。