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▼ 2016/12/04(日) 沢地小学校区総合防災訓練 5
体育館で<被災者の応急手当>の訓練が行われている最中に、三島市長がやってこられました。「開会式」に顔を出される予定だったのですが、今日は市内のあちこちでの「防災訓練」に引っ張りだこなのでしょう。集まった参加者に向けて、労いのお言葉・励ましのお言葉を投げ掛けてくださいました。
<被災者の応急手当>は、身近にあるものを有効に使った方法が提示されました。怪我の「止血」には、患部を洗ってから、何と、料理に使うラップを巻き付け、ビニルテープで留める方法を、また、「骨折」した腕を固定するには、段ボールを折り曲げたものをガムテープで巻き付け、さらには、大きなビニル袋(ごみ袋)をかぶって、身体と腕を一緒に固定 ― 「なるほどなあ……。」と、参加者から思わず感嘆の声が漏れていました。
グランドでも、体育館でも、それぞれ500人前後の参加者が前向きに訓練している姿には、本当に感心させられました。何か月も前から企画・準備に携わってこられた方々に、心より敬意を表します。お疲れ様でした。
来年度は、中高生を、「避難所」の設営や運営の“実働部隊”として効果的に生かせたら素晴らしいだろうなあと期待しています。
▼ 2016/12/04(日) 沢地小学校区総合防災訓練 4
<スモークハウス>を体験する場もありました。外から見ると小さなテントですが、煙が充満した中では、一寸先も見えないほどの恐怖を感じます。身体に害の無い煙ですからよいのでしょうが、夜間、真っ暗な中で有害な煙に包み込まれたら……そう考えるとぞっとしますね。皆、出口を出ると、安堵の笑みをこぼしていました。
体育館を覗いてみると、まずは入り口に、「受付」が設けられていました。今回は、『避難世帯カード』を書くことも、訓練の一つに加えられたのでしょう。
避難所では、“受け入れる側”も“受け入れられる側”も、こうしてしっかりした情報を共有するのは大切なことです。また、参加した方々に、「避難所」にはこうした手立てがあることを理解してもらうだけでも価値があったと思います。
さらに、体育館のフロアには、細長いシートで何本かの“通路”が作られ、それによって仕切られた部分が各地区の“居住スペース”として示されていました。また、ステージの両脇の体育器具室には、男女別の「更衣室」の表示札が貼られていました。
こうしたきめ細かな気配りは、参加者の意識を刺激する手立てとなったことでしょう。
▼ 2016/12/04(日) 沢地小学校区総合防災訓練 3
参加した方々を、グランドでの体験と体育館での体験の2つに分け、訓練がスタートしました。
地震によって倒れてきた物に挟まれてしまった人を、<ジャッキ>を使って救助する訓練が行われる場がありました。救出の障害になっている板や木材などを、まず、<ジャッキ>で身体から浮き上がらせ、引っ張り出してあげるという体験です。車体を持ち上げる道具が、こうして“災害”が起こった時にも役に立つということを知っただけでも、大きな価値があると思います。
みんなで列を作って並び、水を入れたバケツを手渡ししていく<バケツリレー>の訓練の場がありました。消防団の方々のご指導による、本格的なやり方です。水道が止まってしまったことを想定し、手押しポンプで水を汲み上げます。また、3列作り、そのうちの2列は向かい合って、斜め前の人に順繰りにバケツを手渡していきます。長時間続けるためには、これが、個々の負担を軽減する最善の策なのでしょう。もう1列は、空になったバケツを水源に戻すための列でした。
<消火器>を使っての消火訓練の場もあります。実際に燃え上がっている火を消すので、「消火できた」という実感が強かったと思います。「火元に向けて掃くように」という消防団の方々のアドバイスを大切に、みんな積極的に体験していました。