持久走記録会が終わったあとも、「走った後って気持ちがいいな。」「走るのが好きになった。」と思って、ジョギングなどで体力づくりをする子がいるとうれしいですね。体育の一番の目的は「生涯体育」です。持久走以外にも、学校では縄跳びや鉄棒、ボール運動、水泳等々運動は様々あります。大人になれば、ゴルフやボーリング、卓球、バドミントン、登山、ハイキング、サーフィン、スノーボードと人気スポーツが山のようにあります。体を動かすことが好きになって、ずっと健康な生活が送れるようにしたいものですね。

　高学年になると、さらにスピードが上がりますね。自分に合ったペースを意識してうまく走っている子が多くいました。
　昔、私たちが子どもの頃は「持久走」は「陸上運動」という領域で行われていました。ですから「持久走大会」のことを「マラソン大会」と呼んで、運動の楽しさの一つである「競争」の要素を入れていたんですね。しかしその後「持久走」は「体つくり」という領域に組み込まれ、「無理のない速さで5〜6分間程度の持久走をすること」と示されるようになりました。一定の時間を自分のペースで最後まで走り続ける「ペースランニング」が大切にされています。

　友達からの声援が励みになります。これまでの記録を更新しようとみんな懸命に走っています。各学年それぞれ2回に分けて走っていました。