４年生は、体育館で、『二分の一成人式』を開きました。“１０歳”になった子どもたちが、今の時点での＜将来の夢＞を語っていくのです。

　子どもたちは、１２月から少しずつ、各自で「ドリームツリー」という“自分の夢を見つめる木”を育ててきました。今の自分（木の幹）をじっくり見つめ直し、そこからいろいろな枝を伸ばしながら、＜将来の夢＞にたどり着いていくのです。
　「サッカー選手」・「幼稚園の先生」・「パティシエ」・「漫画家」・「自衛隊員」……様々な夢を胸を張って語る子どもたち。
　“なぜなりたいのか”、“そのために必要なこれからの努力は何か”等を、分かりやすく具体的に説明し、自分を包む周りの人たちへの支援を仰いでいました。

　可愛らしくもあり、微笑ましくもあり、力強くもあり、頼もしくもあり、……でも、一人ひとりの真っ直ぐな眼差しに、きっと親御さんたちは、強く心を打たれたことでしょう。
　１０年後、本当の「成人式」を迎えたこの子たちが、今日語った夢を同じように追いかけていることを、心から応援しています。

　今日は、中学年（３・４年生）の「参観会」です。
　
　３年生は、それぞれの教室で、『昔のくらし発表会』を行いました。
　子どもたちは、総合的な学習の時間に、＜昔のくらし＞について各自でテーマを決め、お年寄りから直接聞き取ったり、本やインターネットを使って調べて上げ、それをまとめてきました。
　
　それを一人ひとり順番に発表していくわけですが、……お客さんの多いことにびっくりさせられてしまいました。保護者ばかりでなく、今まで交流させていただいてきた「デイ教室」のお年寄りも、参観に来てくださったのです。
　うれしいことですが、緊張感は倍増。しかし、子どもたちは、臆することなく堂々と発表していました。
　そして、最後には、全員で、この１年間を振り返る呼びかけや、合唱、リコーダーの合奏などで発表会は締めくくられました。
　
　親御さんはもちろんのこと、「デイ教室」のお年寄りの心をも大きく揺さぶる場となったようです。子どもたちの一生懸命な姿は、そのまま、この１年間の成長のあらわれだったような気がします。

　昼休み、悪天候が続いたために延期されていた、６年生と下学年との「交流会」が開かれました。今日は、２年生との交流会でした。

　６年生の実行委員が２年生の思いを吸い上げ、「氷オニ」が行われました。オニになった子どもたちが、一生懸命追いかけます。
　２年生たちは、６年生にタッチしようと必死でしたが、中には、わざとタッチさせてあげるような６年生も見られ、さり気ない優しさが感じられました。

　実行委員からは、２年生と触れ合うことができた喜びが語られ、「交流会」が温かくしめくくられました。来週は、３・４・５年生との「交流会」が予定されています。

　昨日は「６年１組」、今朝は「６年２組」が中心になっての、＜あいさつ運動＞が展開されました。
　
　そして今日は、昨日『あいさつメダル』をもらえなかった子に手渡されました。……きっとそこには、学校中の仲間全員に、６年生からのメッセージを確実に伝えたいという思いがあったのでしょう。

　この２日間の活動は、きっと、東小を少しでもよりよい学校に変えていく刺激になったことでしょう。
　授業日数は、残り１９日。このわずかな日々……６年生の後ろ姿が、在校生のお手本であり続けてくれることを期待しています。