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メッセージ欄
2016年12月の日記
▼ 2016/12/19(月) 三島市長による読み聞かせ
1時間目、三島市長が来校されました。6年生たちに「読み聞かせ」をしてくださるためです。
読まれたのは、『いのちをいただく』<原案;坂本義喜・作;内田美智子・絵;魚戸おさむとゆかいななかまたち>という絵本です。
人のために“肉”になる牛を巡って、「食肉センター」に勤める父親とその息子、また、大切に飼っていた牛を「食肉センター」に卸さざるを得ない女の子……。正に我々が、日々たくさんの<命をいただいている>ことを見つめ直させる、大きな価値のある絵本でした。
子どもたちは真剣な眼差しで、市長さんの読み聞かせに聴き入っていました。そう、市長さんは子どもたちに、<命の大切さ>を再考させようというねらいで、市内の小中学校を回っていらっしゃるのです。
読み聞かせの後、電子黒板に、「自分はどこから」という画面を映し出しながら、何代も何代も“父”と“母”の間に大切な<命>が誕生することが繰り返しされ、かけがえのない今の自分がいるということが投げ掛けられました。そして今、この沢地小に、このように同じ“6年生”として集まっていることが、いかに大きな偶然の出会いなのかを強調されます。市長さんは、こうして<命の大切さ>を熱く語りながら、最後に6年生に、「卒業」までの一日一日を精一杯送っていくよう力強いエールを送ってくださいました。
子どもたちからも、読み聞かせにより伝えられた、<命の大切さ>や<「いただきます」・「ごちそうさま」の意味>をしっかり受けとめた感想が次々と話されました。
三島市長さん、お忙しい中、有意義な時間を設けてくださり、ありがとうございました。
▼ 2016/12/16(金) 春の七草
<せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ、これぞ七草>……鎌倉時代に、四辻善成が詠んだことで定番になったという、『春の七草』。新年の7日には、これらを使った「七草がゆ」を食べることが定着してきました。
例年、1月の7日前後に、給食の献立にも「七草がゆ」が登場します。そして、それに伴って『春の七草』の紹介が行われるのです。
しかし、来年の“給食始め”は1月6日で、その翌日から“3連休”ということで、子どもたちに『春の七草』に対する興味を抱かせる余裕がありません。
そこで、冬休み前の1週間を使って、その機会を設けることにしました。
各教室と各昇降口に、『春の七草』を紹介する写真が掲示されています。さらに、この「七草」の歌を覚えた子には、各自になんと「春の七草マスター認定証」が授与されるのです。
昨日と今日の2日間で、100人を超える子が「認定証」を手にしました。これから、各クラスで担任が、「七草がゆ」の由来や意義について話をしていきます。
『春の七草』が、子どもたちの、“食”に対する興味・関心を刺激することを期待しています。
▼ 2016/12/15(木) 生活科「もっとなかよしまちたんけん」
生活科の『もっとなかよしまちたんけん』の学習では、子どもたちが、<地域に出かけ、地域で生活している人々や働いている人と関わる中で、その人たちの思いや工夫などに気づき、地域の人ともっと関わりたいという思いをもてるようになる>ことをねらっています。
今日は、スクールガードの望月さんの案内で、沢地小の隣にある「神山バラ園」さんと、沢地地区の芹澤さんの畑を見学させていただきました。
登下校時にいつも通っている「神山バラ園」さんですが、入ったことは一度もありません。ハウスの中に入ってみると、「わあ、暖かい!」と思わず叫ぶ子も見られました。子どもたちはきっと、(こんな環境の中で、バラが育てられるんだ。)と感動したことでしょう。神山さんの代わりに説明してくださった望月さんの話によると、このバラ園では、赤、ピンク、オレンジのバラが育てられているそうです。現在は、赤とピンクのバラは咲いていましたが、オレンジのバラは見当たりませんでした。オレンジのバラってどんな感じなのでしょう。ぜひとも見てみたいものです。ハウスの中は、色鮮やかなたくさんのバラたちが咲き誇っていました。
次に、芹澤さんの畑にお邪魔し、育てている野菜を見せてもらいました。“大根”・“にんじん”・“白菜”・“ブロッコリー”などの冬野菜がみずみずしく育っていて、食べ頃を迎えていました。事前に子どもたちが予想していた野菜が実際に育てられていて、子どもたちはうれしそうな表情をしていました。野菜を作っている芹沢さんや、案内してくださった望月さんから、「野菜をたくさん食べて丈夫な体をつくってください。」というお話がありました。
お二人のお話に一生懸命うなずいていた2年生の子どもたち。……きっとこれから、野菜をたくさん食べることでしょう。
▼ 2016/12/15(木) 「エンカウンター」で心の交流を……
「サンシャイン集会」が中止になっても、その時間を有効に活用して、いろんなクラスで「エンカウンター」が行われていました。
2年生の教室では、子どもたちが「指相撲」をしていました。そして、それに負けてしまった子が、相手の肩を“トントンもみもみ”しながら会話を交わしています。スキンシップをしながら、心の交流を図っているのです。もむ側も、もまれる側も、にこやかな表情をしています。教室の中には、ほんわかした空気が漂っていました。
4年生の教室では、1人の子をクラスのみんなが取り囲み、教室の後ろを向いて座っています。「ジェスチャーゲーム」を楽しんでいるようです。教室の前の電子黒板には、演じる子だけが見えるように、“お題”が映し出されています。みんなで、その子が何を表現しているのか当てるのです。動作だけで表現することの難しさを感じさせると同時に、相手が何を表現しようしているのか真剣に見つめさせる……双方の子どもたちの中に、心の交流が垣間見られるような気がしました。