９月１１日(水)〜１３(金)、５年生が、三島市立箱根の里で２泊３日の自然教室を行いました。学校での、初めての宿泊を伴った行事となります。準備に時間がかかりますが、その分、期待もふくらみ、子どもたちはとても楽しみにしていました。出発の朝、天候が心配されましたが、特に問題はなく、曇り空の中で涼しく過ごすことができました。最高のコンディションで、次々とプログラムを消化していきました。まず、箱根の里での入所式を済ませるとすぐにウォークラリーに出発しました。グループごとに時間を気にしながらも、足が痛い友達がいると、その子のスピードに合わせてゆっくり歩いたグループもあったようです。自分たちだけの中で、思いやりをもって判断し、行動できたようです。夜は、メインの行事であるキャンプファイヤーを行いました。神聖な雰囲気の中でファイヤーをともし、そのファイヤーを囲んでスタンツやフォークダンスを楽しみました。宿舎に帰ってからは、入浴をし、就寝だったのですが、興奮と友達との楽しい会話でなかなか寝付けなかった子が多くいたようです。２日目は、午前中にプラネタリウムとクラフトをやりました。プラネタリウムで何人の子たちが起きていたのでしょうか。クラフトでは、午後の飯ごう炊さんで作ったカレーを食べるためのスプーンを作りました。普段使い慣れない小刀で竹を削ることは、とても困難なことであったようですが、なんとか全員できあがりました。午後の飯ごう炊さんでは、それぞれの分担をしっかり果たし、作業を進めていました。しかし、慣れないことなので時間が思いのほかかかってしまいました。それでも、おいしくカレーとサラダをいただきました。自分たちで作った食事は、最高だったようです。そして、夜は、きもだめしを行いました。校長先生の怖い話を聞いた後、グループごとに暗闇の中を歩いて宿舎まで戻りました。わんわん大声で泣いている女子をやさしくいたわりながら同行していた男子の姿が印象的でした。３日目は、使った場所の清掃をし、感謝の気持ちをあらわして、箱根の里をあとにしました。学校に戻ってきた子どもたちの顔は、ほんの少しですが、たくましくなったような気がしました。この自然教室の思いでは、末永く子どもたちの心に残ることでしょう。