「給食参観」の後には、体育館で、「新１年生を迎える会」が開かれました。（本当は２月に予定されていたのですが、インフルエンザの流行により、ここまで延期されたのです。）

　「始めの言葉」をみんなの前で堂々と言う１年生の姿。……園児たちには、きっと頼もしく映ったことでしょう。
　次は、『マルマルモリモリ』を一緒に踊りました。前に並んだ“ダンスリーダー（手本）”の１年生。……その楽しそうに踊る姿に、園児たちもつられて一生懸命踊っていました。
　そして、園児と１年生が入り乱れての「しっぽ取りゲーム」。１年生が園児を、園児が１年生を、必死で追いかけ回っています。みんな夢中になって、ゲームを楽しみました。

　短い時間でしたが、この会が、園児たちの、＜小学校入学＞に対する不安を和らげ、期待感をふくらめることに役立つことができれば幸いです。
　さあ、かわいい園児たち、東小では、たくさんの“お兄さん・お姉さん”が、みんなが入学するのを待っていますよ！

　昨日、この４月に本校に入学する東幼稚園の“年長さん”が、１年生の給食の様子を参観にやって来ました。
　
　この日のメニューは、子どもたちの大好きな「チンジャオロース」。
　１年生の子どもたちは、「何でも、もりもり食べられるよ！」と言わんばかりに、おいしそうに黙々と食べていました。
　そして、
「おかわりする人はいらっしゃい。」
という先生の声に、ずらりと行列！　……これには、園児たちも目を丸くして驚いていました。

　大きく成長した１年生。４月からは、新しい１年生の、頼もしい“お兄さん・お姉さん”になってくださいね。

　今日の４校時、６年生の子どもたちが、「『デイ教室』のお年寄りと触れ合う会」を開きました。

　本校の北校舎１階には、「生きがいデイ教室」が配置されています。そこには、毎日、地区にお住まいのたくさんのお年寄りが集まり、様々なメニューの活動が繰り広げられています。そのみなさんは、ここでの活動を正に＜生きがい＞とされているように、本当に生き生きとしていらっしゃいます。

　今回、６年生は、卒業を前に、１年間一生懸命覚えてきた『百人一首』を、この方々と楽しもうとご招待した訳です。
　参加してくださった方々は、子どもたちと頭をすり合わせるように身を乗り出して、真剣に札を探していらっしゃいました。
　お年寄りが札を取れた子にうれしそうに拍手を送ったり、逆に、札を取ったお年寄りに「すごい、やったね！」と声をかけてあげる子がいたり、……和気あいあいと『百人一首』を楽しむことができました。

　今年度は、この「デイ教室」の方々を講師としてお招きし、社会科の歴史学習として、「戦時中・戦後」の様子をお話しいただいたこともありました。
　６年生は間もなく卒業していきますが、来年度も、この方々との触れ合いを大切にしていきたいと考えています。
　　
　「デイ教室」のみなさん、寒い中お付き合いいただき、本当にありがとうございました。

６年生へのプレゼントとなる最後の出し物は、先生方の合唱です。
　放課後の職員打ち合わせの後に練習を重ねてきた、「いきものがかり」の歌・『歩いていこう』を全員で歌いました。
　間奏の部分では、６年生の子どもたちに直接かかわってきた先生方の“呼びかけ”が入り、６年生に向けての思いが語られました。そして最後に、職員全員で、「おめでとう！」の掛け声と共にクラッカーを鳴らすという演出も加わりました。

　ここまでの出し物に応えて、今度は６年生が、合奏と合唱を披露します。
　……さすが６年生です。澄み切ったリコーダーの音色、歌声が、体育館の天井に響きわたりました。
　一人ひとりの顔を順番に眺めていくと、様々な思い出と同時に、＜卒業＞の二文字が胸にしみ込んできて、胸が熱くなってきました。