本校に3人の教育実習生が来ていましたが、今日が最後の実習日でした。実習期間は２週間、３週間と短かったのですが、所属学級の中で担任の仕事を学び、子どもたちと触れあい、研究授業を実践し、充実した日々を過ごしてくれました。子どもたちも実習生とのお別れをとても残念がっていました。3人の実習生の方には、今後の教師生活の中で、徳倉小での実習経験を役立ててもらえたら嬉しいです。

　今日の昼休みは、１年生と６年生がペア遊びを楽しみました。遊びは、「蛇じゃんけん」です。６年生が、運動場に大きくくねくねと蛇のように引いてくれた白線の上をペアと走って進み、反対側から進んできた相手とじゃんけんをするゲームです。１年生は、６年生に手をひいてもらったり、じゃんけんで勝つと「よし！」「いいぞ！」とほめてもらったりして、終始にこにこ笑顔でした。負けてしまっても「おしい！」「残念！」「次頑張れ！」と声をかけてもらえるので、勝ち負けにこだわらず、とても楽しそうでした。６年生に甘える1年生、それを優しく受け止める6年生、どちらもいい表情をしていました。

　社会科　「くらしを守る」の単元で、消防団の仕事についての学習を深めるために、三島市の消防団に所属している本校職員から、直接仕事についての説明を聞く機会を設けました。子どもたちは、消防団は消火活動に協力しているだけでなく、台風などの風水害の時にも活動していることや、地域のお祭りやイベントにも参加していることを知り、驚いていました。また、一人ずつ消防ホースの筒口を持つ体験も行いました。身近で地域を守るために活躍している人がいることを実感した学習となりました。

　４年生が起震車体験を行いました。震度６強や震度７の地震が起きると、いったいどれ位揺れるのか、身を守るための行動はとれるのか、一人一人体験することができました。子どもたちは、イメージしていた以上の激しい振動に驚き、戸惑っていました。自然災害の恐ろしさを体感するとともに、改めて日頃の備えや訓練の大切さを感じ取っていました。

　放課後、今日の研究授業について振り返る授業検討会の校内研修を行いました。授業のねらいに迫ることができていたか、指導の手立てや資料の活用は有効だったか、子どもたちは主体的に学習することができていたか等、よりよい授業を作り上げていくために話し合いを行いました。