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三島市立沢地小学校

ブログURLの変更についてのお知らせ
ブログのアドレスを、下記の通り変更することとなりましたのでご案内申し上げます。

つきましては、ブログのアドレスを「お気に入り」や「ブックマーク」などに登録されている場合には、大変お手数をおかけいたしますが、変更後の新アドレスへ設定変更して頂きますようお願いいたします。

今後も、引き続きご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

■変更時期
 2023年1月30日より

■変更前: 旧ブログ(http://blog.city-mishima.ed.jp/blog-e/m110/)

■変更後: 新ブログ(https://schit.net/mishima/sawaji-e/)

2016/09/08(木) 道徳の公開授業 2

1年生

≪「あひる」と「かめ」と「白鳥」が、池の中の島に遊びに行く相談をしています。そこに「りす」がやって来て、「ぼくも一緒に連れて行ってね。」……しかし、「りす」は泳げません。
―「りすさんは、泳げないからだめ。」とみんなに言われて、独りぼっち……。
 みんなは泳いで島に行って、いろんな遊具で遊ぶのですが、なぜか少しも楽しくありません。……「やっぱり、りすさんがいた方がいいね。」「でも、りすさんは泳げないからな。」と、みんなは話し合います。
 翌日、「りす」が池のほとりに行くと、みんなが、「今日は一緒に島へ行こうよ。」「りすさん、ぼくの背中に乗りなさいよ。」……こうして、みんなで島に遊びに行ったのです。≫

 授業者は、このストーリーの中で、「りすを池のほとりに残して島で遊ぶ、みんなの気持ち」を考えさせることに焦点をしぼりました。
 <りすさんを誘えばよかった>と<島に行けないからしょうがない>―子どもたちに、心の中で葛藤させることをねらっているのです。子どもたちは双方の立場に立ちながら、自分の思いを発表していきます。“友達との接し方”を、自分なりに振り返る機会が与えられたようです。

 そして、「りす」を独りぼっちにさせてしまったみんなの立場に立って、手紙を書いてみる場が設けられました。
 子どもたちは、「ごめんね」と謝ったり、「今度は一緒に行こう」と誘ったり、「これからはずっと遊ぼう」と先のことまで約束したり……。たどたどしい言葉ながらも、一生懸命「りす」に心を届けようと鉛筆を動かしていました。
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