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メッセージ欄
2017年2月の日記
▼ 2017/02/07(火) オリンピック選手による夢講座
2分の1成人式をひかえた4年生と、卒業をひかえた6年生を対象に、6時間目にオリンピックセーリング代表選手をお招きして「夢・目標をもつことの大切さ」講座が行われました。
まずセーリングという種目についての説明をしていただきました。セーリングはエンジンのついていない帆のみの船に乗り、風をよみながら、風と波を利用して進み、速さを競う種目です。1896年のオリンピックから種目としてあるそうです。速い時には時速50〜80kmにもなるそうなので驚きです。(写真にあるのは実際に風を受ける帆になります。大きい割に、薄くて軽い素材でした。)
選手から「自分の個性、自分の色を大切にして欲しい。」「やったことのないことにも挑戦し、可能性を広げて欲しい。」「一生懸命取り組めば、感動が成長させてくれる。」というメッセージをいただきました。やはり世界で戦っている人の言葉には重みがあります。
中でも「今は夢を探している途中だから大丈夫。ぼくもずっと夢がなかった。」「小学生の時は体育の成績は良くなかった。だけどセーリングの練習だけはやってきたという自信がある。」という言葉に、オリンピック選手も最初からすごかったわけではないんだと、子どもは励まされ、努力の大切さを学んだようでした。
アテネオリンピックの銅メダルも触らせていただき、記念写真もパシャリ。子どもたちには貴重な体験となりました。
▼ 2017/02/07(火) 電子黒板を使った「習字」の授業
2時間目に、3年1組で、「書写(毛筆習字)」の授業が公開されました。
今回は、“電子黒板の効果的な活かし方”の提案です。国語・社会・算数・理科では、デジタル教科書を使った授業がどのクラスでも当たり前のように行われていますが、「書写」の授業では、どのように使ったら、より効果を生み出せるのかの提案となりました。
授業者は電子黒板を巧みに操り、映し出した“手本”の文字から、子どもたちに、画の長さや向きなどに着目させます。
次に、それを生かして、子どもたちが書いた文字を“手本”と並べ、どこを気をつければよりよくなるかを考えさせました。
続いて、子どもたちは、配られた半紙を“手本”の上に重ね、自分なりの「練習帳」を作製していきます。先ほど電子黒板で示された注意事項の中で、自分がいちばん気をつけて練習したい点を生かした「練習帳」を作ります。鉛筆で、文字の輪郭をなぞってみたり、文字の中心(骨)だけを書いてみたり、注意事項を書き込んでみたり……。自分で課題を見つける姿勢に感心させられました。
そして、鉛筆書きの「練習帳」を使って、筆を使った自主練習が始まりました。どの子も、自分で気を付けたいことを意識しての練習なので、より意欲的に取り組んでいるように見えました。
子どもたちの学習意欲を刺激し、学習の質を効果的に高められた今日の授業からは、電子黒板のさらなる可能性を見せつけられた気がします。子どもたちはきっと、授業の中での自分の変容に、大きな満足感を覚えていたはずです。
▼ 2017/02/07(火) 読書集会
<読書旬間>も後半を迎えた今朝の8時10分から、体育館で、図書委員会主催の「読書集会」が開かれました。
スクリーンに、絵本が大きく映し出されました。『うなぎのうーちゃん だいぼうけん』という絵本です。どうやら、図書委員たちが話し合って、三島の名産である「うなぎ」をテーマにしたものを選んだようです。
「絵本を読み終わった後に、お話に関係するクイズを出します。」
……図書委員からみんなに、真剣に聴いてもらうための刺激が与えられ、絵本の読み聞かせが始まりました。
ストーリーの流れに合わせて、“卵”・“稚魚”・“成魚”の絵を持った子がスクリーンの前に現れて、読み聞かせに変化を加えます。全校の子どもたちはし〜んとなって、スクリーンや、次々と登場する絵に見入っていました。
読み聞かせが終わると、約束通りにクイズが出されました。しっかりお話に食いついていた全校の子どもたちにとっては、すぐに答えが分かるクイズでしたが、ストーリーを思い起こさせるのに効果的なものだったと思います。
休み時間や放課後を使って、準備や練習を一生懸命重ねてきた図書委員の子どもたちに、大きな拍手を送りたいものです。お疲れ様、図書委員さん!
▼ 2017/02/03(金) 節分 4
体育館から喚声(かんせい)が聞こえるので覗いてみると、“赤鬼”が4年生の子どもたちを追いかけていました。いやいや、“赤鬼”が子どもたちに追いかけられているのでしょうか。
どうやら、「集会」を開くということで体育館に集められた子どもたちの前に、突然姿を現したとのことです。……しかし、“赤鬼”とは言っても、どこかポップ(今風)な風貌ですね。
“赤鬼”は、何と、「ピコピコハンマー」を手にしています。子どもたちは、それにタッチされないように、隙を突いては小袋入りの「豆」をぶつけます。
「50数名の子どもたち」対「1人の“赤鬼”」の対決は、“赤鬼”に疲れが見られ始めたところで終結しました。
最後は、整列した子どもたちの前で、“赤鬼”から、
「『二分の一成人式』に向けて、健康に気をつけていこう!」
という、ありがたい「訓示」をいただきました。
―今日は<節分>、そして、明日は<立春>。
暦の上のこととはいえ、<春>という言葉を聞くと、心がわくわくしてきます。本物の<春>がやってくる頃には、どの学年の子どもたちも、さらに一回り大きく成長していることを期待しています。