実技演習の内容は次のようでした。
　「自分の体を知る」
　　1 体の柔軟性　2 筋力チェック　3 姿勢チェック　4 ストレッチ等体づくり

　ポイントは、　「筋肉には柔らかさと強さが必要」「正しく力を入れるためには正しい姿勢が大切」などのお話がありました。

　自分の体を友達に見てもらいながら、自分の体を知ることができました。　

　２年生を対象に学校保健委員会が行われました。
　テーマ「じょうぶな体をつくろう　〜けがを予防して、勝利をよぼう〜」

　保体委員会の生徒たちが、「けが防止チェック」の結果について発表しました。

　続いて、本日の講師である清泉クリニック整形外科　トレーナー立嶋様から講話と実技演習がありました。
　「睡眠と食事が大切」であり、三食とること、中学生の睡眠時間は８時間以上が理想であること、寝る前のスマホやゲームなどは睡眠を妨げるということなどのお話がありました。

　どのクラスでも課題になったことは、
　・ペットはどうするか、介護犬は避難者と一緒でいいのか。
　・仮設トイレが届くまで、どのようなトイレ対策ができるか。設置場所はどうするか。
　・妊婦はどうしたらよいか。　　など
　三島市が実際に作成している校内配置図をじっくり見ながら、互いの意見を交わしていました。
　振り返りでは、「中学３年なので地域の人を助けるために考えたり、力仕事を行うことを考えたりして大変だと思っていたけど、実際にこんなことが起きたら、もっと大変だと思いました。」という感想が見られました。
　
　「正解は一つではありません。思いやりの中に正解があります。」というお話がありました。

　生徒たちは、５人組のグループになり、避難所である中郷西中体育館に次から次へと避難してくる様々な地域の方々をどのように受け入れるかを真剣に考えました。
　「お年寄りがいる世帯は出入口の近くにしよう。」「病気を抱えている方はこの教室を使おう。」などそれぞれの立場や全体の運営を考えた意見がたくさん出ていました。
　進行は、３年の先生が行いましたが、三島市防災指導員 やふじのくに防災士の皆さんがサポート役になり、適切なアドバイスをいただきながら、楽しみながらも深く学ぶことができました。

　３年生が５・６時間目に三島市危機管理課の出前講座「避難所運営ゲームＨＵＧ」を体験しました。
　ＨＵＧは、避難所のＨ、運営のＵ、ゲームのＧの頭文字をとってＨＵＧ（ハグ）と読みます。英語で抱きしめるという意味で、避難者をやさしく受け入れる避難所のイメージを表現しています。
　今回の目的は、HUG体験を通して、避難所の状況を学び、学校と中学生に出来る事を考えることでした。
　ゲームは、「午後1時にマグニチュード　８．０大地震が発生、避難所が開設された」という設定で、避難者の受け入れ、炊き出し場などの確保、避難所で起こる出来事などを模擬体験するという内容でした。

　10月３日（木）の朝です。生徒たちが元気に登校してきました。今日はどんな青春の１ページが待っているでしょうか。