テレビ静岡（左）やＳＢＳ新聞社（右）から取材を受ける生徒もいました。
　
　テレビ静岡では、本日の昼11時45分からこの様子が放送されました。
　静岡新聞には明日以降東部版に掲載される予定です。

　この素材は、自動車や航空機等に使われているそうです。軽量化が実現すれば、必要なエネルギー（ガソリン等）もおさえられ、温暖化防止に役立ちます。また、炭素を使った素材だと、さびないので、航空機の中の湿度を上げることができたり、硬く強いので、機内の空気圧を高くすることができたりして快適な空の旅を実現できるそうです。
　「製品の一生」を考えたものづくり（トータルの二酸化炭素の排出量を減らすことができる等）を考えていることもお話していただきました。
　今日は「水」「温暖化」の二つを取り上げてお話をしていただきましたが、「科学技術の力で世界の問題を解決する」という先端技術の役割について、中学生にもとても分かりやすく教えていただきました。

　生徒たちが日頃社会や理科で学んでいることの先に、このような素晴らしい技術があることに感動しました。このことは生徒たちの将来にも少なからず影響を与えると思います。

　東レの皆様、楽しい授業をありがとうございました。

　実験終了後「中空紙膜」についての説明を受け、どんな所で活用されているか考えてみました。
　生徒たちは災害の時の飲み水確保に使うのではないかと考えました。正にそのとおりで、実際に災害に役立てている様子を動画で見せていただきました。（左の写真）

　次に温暖化について学びました。東レが開発した「炭素繊維」は、軽い、硬い、強い、さびないといった四つの特徴があるそうです。
　生徒は炭素繊維が入った素材と同じ大きさの鉄（ステンレス）を持ってみて、その軽さに驚いていました。（右の写真）

　今度は生徒たちが実験をしてみました。生徒全員が注射器を使って濾過してみました。かなり力が必要で苦労していましたが、透明になったビーカーの水を見て（右の写真）生徒たちは驚いていました。

　生徒たちは食い入るよう実験をのぞき込んでいます。（左の写真）なぜ濾過できなかったのか、「濾紙の隙間より、絵の具の分子の大きさの方が小さいので通り抜けてしまったからだと思う。」と生徒は考えました。（中央の写真）
　そこで今度は東レで開発した「中空紙膜」という素材を使って実験することにしました。東レの方が模範を示してくださっています。（右の写真）

　３年生対象に東レ株式会社の職員を招聘し、出前授業を行いました。「先端材料と地球環境問題とのかかわり〜素材には社会を変える力がある」というプログラムで、たくさんある環境問題のうち、「水」「温暖化」の二つに絞って、実験を取り入れた楽しい講座です。

　まずは「水」問題について紹介していただきました。

　右の写真は、普通の濾紙を使って、青色の絵の具を濾過している様子です。折角濾過しているのに、ビーカーに溜まるのは青色のままです。普通の濾紙では絵の具の分子が間を通り抜けてしまい、濾過できないことが分かりました。

　※　今日はテレビ静岡とＳＢＳの方が取材に訪れました。

　今日は２年女子テニス部の保護者が挨拶運動に参加してくださいました。
　お忙しい中生徒たちに声を掛けてくださりありがとうございました。

　３年生が面接練習をしました。毎年受検に向け、全校体制で面接練習をします。個人面接、集団面接両方実施しました。

　御家庭でも

・受検する高校を希望した理由
・３年間で一番楽しかったこと（思いでに残ったっこと）
・高校へ入ってから頑張りたいこと
・最近読んだ本（そのあらすじや感想）
・尊敬している（お世話になった）人、その理由

　等、この機会に面接練習をしてみてください。