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▼ 2016/06/15(水) 道徳の授業公開
2時間目に、2年1組で「道徳」の授業が公開されました。
使われた資料は、『小さな努力のつみかさね』という、<二宮金次郎>の前向きな生き方が書かれたお話です。授業者は、このお話から子どもたちに、“自分でやろうと決めたことは、最後まであきらめずにしっかり行おう”―そんな気持ちを育てたいというねらいを持って臨みました。
最初に子どもたちに、「今、一生懸命がんばっていること」を尋ね、一人ひとりに、金治郎と同じ“がんばる心”があることを意識させました。
そして資料を読み進めながら、もしも自分に、金治郎と同じような、「がんばりをさえぎられる」ような事態が生じた時にはどうするかを考えさせます。自分の“がんばり”がだれにも認められないばかりか、「明かりに使う油がもったいないから、勉強などせずに早く寝ろ。」―そんなことを言われたら……。
しかし、(それなら……!)と金治郎は、自ら菜の花を育て、できた菜種を油に換えてもらって、勉強を続けていくのです。
こうして立派に成長した金治郎は、幼い頃に、家族や兄弟と共に失ってしまった「自分が生まれた家」を、自分の努力によってつくり直したい」という念願を果たすことができたのです。―この生き様が、<小さな努力の積み重ねが、大きな努力につながる>という教えとなって、二宮金次郎(尊徳)の名前を後世に残すことにつながるのです。
授業の最後には、子どもたちに、「これからも自分ががんばって続けていきたいこと」を書かせました。子どもたちは、「勉強」・「学校での仕事」・「家での仕事」の3点について、“金治郎”の生き方を念頭に置きながら、自分が今後<やらなければならないこと>を、しっかり見つめ直していたようです。
「みんなが書いたことを一生懸命がんばったら、いろんな人たちが助かるよね。」
子どもたちに書いたことを発表させながら投げ掛ける、授業者からの温かい言葉が印象的でした。
……この授業を通して、この子たちの中に、≪ミニ金治郎≫が誕生したら素敵ですね。
▼ 2016/06/15(水) ボランティアによる「読み聞かせ」
月曜日から、<読書旬間>に入りました。
今朝は、ボランティアのお母さん方による「読み聞かせ」が行われました。
なお、5年生は、月末に予定されている「自然教室」の事前準備のため、残念ながらしばらくの間、遠慮させていただいております。
それ以外の学年を覗いていくと、どのクラスの子どもたちも、ボランティアの方々のお話に、そして絵本に、吸い付けられている感じがしました。
低学年の子の中には、思わず前に出て、絵本を指さす子まで見られました。いかに、本に引き込まれているがうかがえますね。
高学年の子たちは、姿勢を崩すことも忘れているかの、体育座りのまま、じっと読み聞かせに聴き入っています。
ボランティアの皆さん、素敵な時間をありがとうございました。<本好き>な子どもたちを育てていくために、これからも、よろしくお願いいたします。