２時間目、４年生が「起震車」で、“震度７の「地震」”を体験しました。これは、社会科での『くらしを守る』という単元での学習につながります。

　「起震車」に乗る前は、余裕の顔つきだった子どもたちでしたが、いざ揺れ始めると表情が一転しました。
　だれもが、床に固定されたテーブルの脚にがっちりとしがみつき、一刻も早く「地震」が治まるのを祈っているかのようです。

　４月１４日、熊本県の益城町で起きた大地震では、“震度７”が観測されましたが、それがいかに、ものすごい揺れであり、ものすごい恐ろしさであったかを実感したことと思います。
　そして、『くらしを守る』ために、今何をすべきなのかを真剣に考える機会になったことでしょう。……いまだに揺れが治まらず、不自由な生活を、不安な中で送っている熊本の方々の心に寄り添い、エールを送れるような心を抱けたら幸いです。

　＜読書旬間＞も、今週の金曜日で終わります。
　今朝も、この機会に子どもたちの“本への興味”を高めようと、ボランティアの方々が「読み聞かせ」に来てくださいました。

　今回も、どの学年の子どもたちも、「読み聞かせ」に心を奪われていました。
　「面白いお話」・「しんみりとしたお話」・「ためになるお話」……子どもたちの表情を見ていると、ボランティアの方々がどんな本を読んでいるのかが分かります。素直に感動し、それがそのまま顔に現れているのです。

　こうしていろいろな本に触れさせてもらうことで、子どもたちの＜読書＞の幅はきっと広がっていくはずです。（今度は、あんな本を読んでみようかな。）―ボランティアの方々の「読み聞かせ」からは、そんな効果を感じさせられました。