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メッセージ欄
2016年7月の日記
▼ 2016/07/26(火) 夏休み前の朝会
いよいよ明日から、子どもたちが待ちに待った「夏休み」が始まります。
そこで、今朝は、この「夏休み」に向けての“心の持ち方”を確認するための集会が開かれました。
まずは、校長先生からのお話です。
ステージ上の大きなスクリーンに、テレビや新聞で見たことがあるスポーツ選手たちの顔写真が次々と映し出されます。―そう、この「夏休み」中に開かれる<オリンピック>に出場する選手たちです。みんな、精一杯の努力があって、世界の上位を狙えるところまで駆け上がってきたのですね。
次に映し出されたのは、『しくじり先生』というテレビ番組に登場した、以前にオリンピックで金メダルまで獲得したスポーツ選手です。……が、それに慢心して遊びほうてしまい、それにより、人の心を傷つけ、信頼をどんどん失ってしまうという“しくじり人生”を送ってしまうことに……。
校長先生からは、この「夏休み」、子どもたちにそんな“しくじり生活”を過ごすことがないようなアドバイスが送られました。
―充実した日々を過ごすことを通して、自分を大きく成長させていき、自分に<金メダル>を贈れるような「夏休み」に!―
子どもたちはみんな、そのエールをきらきらした目で受けとめていました。
続いて、生徒指導部の先生からのお話です。ここでもスクリーンに、「夏休み」に気をつけたいことが映し出されていきました。
「なかよしは、お金の貸し借りはしないはず!」
「ついていかない、知らない人に!」
「やけどに注意! 花火は大人と一緒に!」
「すずしいうちに勉強を!」
「みずの事故、車の事故に注意!」
……「な・つ・や・す・み」の5文字を頭に置いて、分かりやすく子どもたちに訴えました。この5点については、家庭でもご指導いただければ幸いです。
さあ、33日間の「夏休み」を、安全に健康に過ごし、8月29日には、大きく成長した姿を見せつけて欲しいものです。子どもたちとの再会を、心から楽しみにしています。
▼ 2016/07/25(月) 着衣泳
4時間目、4年生は「着衣泳」を行いました。
水着の上に、長袖のシャツを着て、長ズボンをはいて、さらにズックもはいたまま水に入ります。……当然のことながら、歩くのも泳ぐの大変です。水辺で遊んでいて、川や海に落ちてしまったら、いかに大変かということを実感できたことでしょう。
水着の時にはできたはずなのに、仰向きになって、手足を広げてじっと浮かんでいるのも難しいものです。服が体にびた〜っと密着してくる“不自然さ”や“怖さ”が原因かもしれません。
そこで、ペットボトルを水辺(プールサイド)から投げてもらいます。
「それを使って、何とか浮いてごらん。」
という先生の投げ掛けを受けて、子どもたちは、ペットボトルを足に挟んだり、首の後ろで支えたり、お腹に縦にしてかかえたり……。なかなか“正解”が出てきません。
「それじゃあ、それを横に持って、首の下で支えてごらん。」
―子どもたちは、その指示で、絶えず“口を水の外に出していられる”持ち方に換えてみました。すると、みんな、水面に上手にぽっかりと浮かんでいることができるようになりました。はいているズックのおかげで、足先も浮き上がり、安定した姿勢で浮かべるようになったようです。
<自分の命は自分で守る>ためには、こうした取り組みが、万が一の時に思い出せるかどうかにかかっていますね。……しかし、万が一でも、こんな災難に遭わないことを祈っています。そう、危険を事前に予知し、安全第一で「夏休み」を楽しんで欲しいものです。
▼ 2016/07/25(月) プライベート・ゾーン
2時間目に4年1組で、学級活動の時間を使って「プライベート・ゾーン」についての学習を行いました。講師として、三島市の障がい福祉課から相談員をお招きし、学級担任とT.T.(ティーム・ティーチング)の授業を展開しました。
授業の始めに、今日の授業の「スケジュール」・「授業でのルール」・「開始時刻・終了時刻」を提示します。また、話す際の「声のボーリューム表」まで掲示されました。(どんな子にも有効に働く手立てなのです。)
そんな中で、『プライベート・ゾーン(個人的な体の部分・スクール水着で隠れている所)』とは何かが話されます。<思春期>を迎えようとする子どもたちに必要な重要な内容として、こうして専門家をお招きしての授業を行うことになったのです。
『プライベート・ゾーン』は大事な部分なので、「見ない」「見せない」「触らない」「触らせない」―そんな4つのルールが示されました。
そして、具体的な場面を想定して、みんなならどうするかを考えさせます。
「女子更衣室で着替えている子を、先生に呼んできてと頼まれたら……」
「女の子の胸に、欲しくて仕方ないクワガタムシがとまっていたら……」
「男の子が、ふざけて友達のズボンを下ろそうとしていたら……」
―『プライベート・ゾーン』を意識しながら、隣の子と“ロールプレイング(役割演技)”をして、よりよい方法を考えていきます。
異性を思いやりながら生活していくことの大切さを、子どもたちは改めて感じとったはずです。この授業を参考に、今後、他のクラスでも実践していくことになっています。
▼ 2016/07/25(月) イザ! カエルキャラバン! 6
<カエルキャラバン>は、盛況のうちに終末を迎えようとしています。
子どもたちは終始、様々なゲームに挑戦し、並べられたおもちゃを見定めては貯まったポイントと交換し、動き回っていました。
タフな子どもたちの熱気に絶えず包み込まれた状態でしたから、おやじの会の皆さん、消防団の皆さん、助っ人のお母さん方・先生方・市教委の方々……みんな、さぞ疲れたことでしょう。
子どもたちが持ってきたおもちゃの中から、人気がありそうなものは、「かえっこオークション」のコーナーに展示されていました。
最後にみんなで“オークション”を行い、持っているポイントを使って落札し合うのです。小さい子にはちょっと難しかったようですが、闘う相手が現れずに、運良く“10ポイント”で狙っていた物をゲットできた子もいました。
また、どんどんポイントがつり上がっていき、“100ポイント”を越える闘いも見られました。(今回残ったポイントは、そのまま来年使ったり、他校で行われる<カエルキャラバン>でも使ったりすることができます。)
多くの方々の支えによって、大成功を収めた<カエルキャラバン>。ご協力、本当にありがとうございました。
子どもたちは、おもちゃと共に、“防災”に関するたくさんの知識や技能もゲットできたはずです。子どもたちにとって、楽しく有意義なイベントになったことをうれしく思います。
▼ 2016/07/25(月) イザ! カエルキャラバン! 5
今年、新たに加わったのは、『防災紙芝居』と『バケツリレー』です。
『防災紙芝居』は、おやじの会の代表が自ら披露しました。“防災”に関するクイズが盛り込まれた紙芝居は分かりやすい内容で、子どもたちはクイズに答えながら真剣に見入っていました。
そして、参加した子どもたち全員参加の『バケツリレー』。他校の子どもたちも混ざった全体を2チームに分け、バケツに入れた水を次々と手渡ししていきます。空になったバケツも、手渡しで次々と戻されていきます。
“火元”を想定した大きなポリバケツの中にはビーチボールが入っていて、それが、あふれた水と共に早く外に落ちたチームが勝ちです。
勝ったチームの全員には、一気に“30ポイント”が与えられますので、みんな懸命にバケツを回していきました。(負けてしまっても、参加した子全員に“10ポイント”が与えられます。)
結局、2回戦行って、双方とも1勝1敗の引き分け。……両チームの全員が、“20ポイントずつ獲得しました。
本校では、昨年初めて実施された<カエルキャラバン>ですが、こうしてさらに、1歩ずつ進化を遂げようとしているのです。