園児たちは、「給食」の様子も参観していきました。

　園児たちは、１年生がてきぱきと配膳している様子、静かに並んで作る順番を待っている様子を、じっと見つめています。
　１年生たちからは、自分たちだけで配膳できるようになったことを、自慢げに見せつけているような感じがしました。

「苦手な食べ物が出たらどうしますか？」
「牛乳を飲めなかったらどうすればいいですか？」
……そんな質問がありましたが、１年生たちは、それを安心させるような思いやりのある回答をしていました。

　本当に立派に成長したものです。これなら４月に、新しい１年生たちを胸を張って迎えられそうです。

　１１時３０分、沢地小近隣にある沢地幼稚園と光ヶ丘保育園の園児（年長児）が来校しました。

　１年生は、生活科での「あたらしい１ねんせいを しょうたいしよう」という学習を通して、この日に向けての準備を一生懸命してきました。
　……教室を覗いてみると、１組にも２組にも、園児たちの楽しそうな笑顔がいっぱいです。
　１１月に行われた「沢地カーニバル」で、２年生以上が様々な”お店”を開いてくれましたが、１年生たちは、正にそれを思い起こさせるような素敵な“お店”をつくり上げて、園児たちを迎え入れたのです。
　“店員”となった１年生たちからは、張り切っている様子がうかがえます。声を張り上げて園児たちを呼び寄せている子、ストップウォッチでタイムを測っている子、やり方をてきぱきと説明している子、手本を丁寧に見せてあげている子……。＜お兄さん・お姉さん＞らしく、園児たちに優しく頼もしく接している姿に、大きな成長を感じさせられました。