２２日（土）の午後から、２３日（日）午前中にかけて、本校の「粋なおやじの会」が主催する『小学校に泊まろう！』というイベントが開催されました。

　２２日、午後１時から始まる「開会式」を待ちかねた子どもたちが、次々と体育館にやってきます。受付はもちろん、「粋なおやじの会」の“おやじ”たちが行います。
　受付では、１日目の夕食（カレーライス）と、２日目の朝食（流しそうめん）に使う食材を差し出します。「カレーライス」に関しては、米だけでなく、＜カレーに入れてみたい具材＞なら何でも……ということでしたが、“冒険”は見られず、比較的“一般的な具材”が集まったようです。

　結局、参加した子どもたちの人数は「１５０人余」にものぼり、そこに、お手伝いの保護者（“おやじ”と“おふくろ”）や教職員が「３０人前後」、そして、本校を卒業していった中学生も“助っ人”として「１６人」も加わってくれました。

　校舎内では、夏休み中に“ＰＴＡの学年役員”の方々が洗濯してくださった「カーテン」を、各教室に取り付けてくれている方々がいました。高い所の作業は、子どもたちにやらせる訳にはいきません。こうした作業も、ほんとうに助かりました。

　さて、保護者の皆さんに様々な作業に取り組んでいただいた訳ですが、中には“その道のプロ”も見られました。
　保健室の壁の塗り直しは、保護者の中にいたプロのペンキ屋さんが手がけ、上手に指導してくれました。
　樹木の剪定を行っている方々の中にも、プロの庭師さん（?）がいて、高い木にするすると登って、手際よく高い所の枝を落としてくれました。
（こんな姿は、「キャリア教育」に役立つなあ……。）
見事な手際に大いに感心させられました。

　５・６年生の子どもたち、そして保護者の皆さん、本当にありがとうございました。
　素晴らしい活動ぶりの子どもたち、親御さん……沢地小の大きな自慢です。

　生い茂り始めた樹木の剪定をしているお父さん方も見られます。気持ちよく枝を落としていくたびに、そこをさわやかな涼風が吹き抜けていきました。

　側溝にたまった砂や土を取り除いているお父さん方もいます。第１回目にも行ったのですが、やはり、雨水と一緒にかなり流れ込むものなんですね。全てのふたを取り外し、大汗をかいて作業をしていました。
「自分の仕事が終わった方は、側溝掃除のお手伝いを……。」
そんな放送が流れると、すぐに、お母さん方も“助っ人”に加わってくれました。

　こういう前向きな姿勢……子どもたちはきっと見ていたはずですね。

　子どもたちには難しい箇所の草取り作業は、保護者の皆さんにお願いしました。

　運動場の南側の遊歩道では、６年生の保護者が、刈られた草をごみ袋に次々と集めています。
　学校につながる「がんばり坂」では、５年生の保護者がずらりと並んで、黙々と草取りをしています。
　２年生・４年生の保護者は、正門から校舎に続く花壇の、植えられた草花に紛れて生えている雑草を丁寧に抜いていました。

　日頃は、「沢地小学校支援地域本部＜かわせみ＞」の方々が、知らぬ間に行ってくださっている作業ですが、こうしてたくさんの手で一気にやっていただけると、＜かわせみ＞の方々も助かると思います。

　今日は、今年度２回目の「ＰＴＡ奉仕作業」が行われました。今回は、５・６年生の児童も全員参加です。朝の８時には、子どもたちと保護者の皆さんが、合わせて２００人余り運動場に集合しました。

　５・６年生の子どもたちは、運動場の草取り作業を行いました。「夏休み」に入って３０日近く経ちますので、久しぶりに会った友達とうれしそうに声をかけ合い、楽しそうに作業に取り組んでいました。
　夏の日差しをいっぱい浴びて、気持ちよく（？）伸びた雑草たちも、１００人近い子どもたちのがんばりで、見る見るうちにあえなく抜き去られていきました。
　さすが、沢地小の５・６年生。頼りになります。