校舎内を回っていくと、５年生の教室では、もうさっそく、電子黒板を使っての授業が展開されていました。社会科の「水産業」の学習で、教科書に載っている写真の漁師さんが、電子黒板では映像として映し出され、はっきりと声を出してインタビューに答えていました。……電子黒板って、本当にすごいですねえ。

　４年生は、２クラスの子どもたちが１つの教室に集まって、美しい合唱曲を聴いていました。１０月１９日に行われる「市内音楽会」に向けての歩みが始まったようです。楽譜をじっと見つめながら、自分たちが歌う歌を確認しているようです。これから１か月半、自分たちでこの曲を歌い上げる練習が繰り返されます。がんばれ、４年生！

　３年生の教室では、子どもたちが４人で１つの風船を運ぶゲームを行っていました。……これは、この９月から、全クラスで始められる「グループ・エンカウンター」の一つです。こうした様々なエクササイズを定期的に続けていくことを通して、＜温かく対等な人間関係づくり＞をねらっているのです。

　授業も、集団生活も、順調なスタートを切っているようです。気持ちよい“秋”の到来に向け、このスタートダッシュを大切にしていきたいものです。