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▼ 2017/02/22(水) 5年1組・公開授業
3時間目、5年1組で理科の授業が公開されました。『ふりこのきまり』という学習の、2時間目の授業でした。
授業者はまず、授業の始めに、前の授業をふり返らせました。子どもたちは席の隣同士、身振り手振りでそれを伝え合います。よほど印象的だったのか、子どもたちはその時の様子を楽しそうに表現し合っていました。そしてまもなく、電子黒板に、前の授業での子どもたちの活動ぶりが映し出されました。どうやら、<ふりこ>というものを体感させるために、テンポの速い曲・遅い曲に<ふりこ>の動きを合わせてみるという活動を行ったようです。子どもたちが食いつく、効果的な仕掛けだったと感じました。
そこまでふり返らせながら、学習課題・「ふりこのきまりを見つけいこう」というが提示され、「『ふりこが1往復する時間』は、何によって変わるだろうか?」という問題が子どもたちに投げ掛けられました。今日は、それを調べるための実験方法を考えていくのです。
子どもたちが全員、黒板の前に集まりました。すると、さり気なく2人の子が黒板に前に立ち、話し合いを進行させ始めました。(この役目は、だれがやってもよいようです。) 日頃から実践されているのでしょう、当たり前のように子どもたちでの話し合いが展開されていきます。これから何を話し合えばよいのかを、全員が把握しているからこそできることですね。
<ふりこの長さ>・<おもりの重さ>・<振れ幅>の3つの“視点”にしぼって、投げ掛けられた問題の答えを予想していきます。そして、その流れの中で、それを調べるための実験での大切なことが再確認されていきました。3つの実験を行う際には、そのそれぞれにおいて、「調べたいこと以外の条件は同じにしておかなければいけない」ということです。
これを確認し合ってから、グループごとに分かれ、自分たちに割り当てられた“視点”についての実験方法を話し合い始めました。どのグループも、まずは、変えてはいけない条件を上げてから、実験方法を考えています。また、他のグループを納得させるための表現を配慮しています。一人ひとりが、グループの一員として前向きに活動している姿はとても立派でした。
今までの公開授業を受け、参考になる部分を活用し、さらに“5年1組ならではの色”が出た、素敵な授業でした。子どもたち自らが主体的・対話的に学び、学習を深めていこうする姿からは、これからの授業でますます求められている「アクティブ・ラーニング」の在り方が垣間見られた気がします。