| | | 三島市の学校給食のごはんには、いつも大麦が入っています。 大麦は、白米には少ししか含まれていない、ビタミンB1と食物繊維を多く含んでいます。ビタミンB1は、「江戸わずらい」といわれていた「脚気」という病気を予防します。江戸時代には、糠を取り除いた白米を食べる習慣が広まり、将軍をはじめとした上層武士に脚気患者が多かったそうです。脚気とは、ビタミンB1の欠乏によって、心不全と末梢神経障害をきたす疾患をいいます。心不全によって下肢のむくみが、神経障害によって下肢のしびれが起きることから脚気と呼ばれたといわれています。
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