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▼ 2016/07/22(金) ネパールからのお客様 5
▼ 2016/07/22(金) ネパールからのお客様 4
楽しい時間は、早く過ぎ去ってしまうものです。
お別れの時間が近づくと、最後に、ネパールの4人からの、お礼のお返しがありました。
まずは、ネパールで有名な歌の披露です。リズムやメロディー、繰り返されるフレーズから、異国情緒が感じられます。4人とも堂々と歌い、自国の歌への自信がうかがえ、思わず引き込まれていってしまいます。心の染み込むような素敵な歌でした。
続いて、踊りの披露です。ちょうど休み時間に入ったので、6年1組の子どもたちも、それを観ようと教室になだれ込んできました。(本当にうらやましかったのでしょうね。)
踊りながら、小道具の剣を振りかざしたり、額に入った絵画(写真?)を提示したり、そして最後は、4人で決めポーズ……途中から手拍子が湧き上がり、そこには、“ネパール”を、心と体で受け止める子どもたちの姿がありました。
▼ 2016/07/22(金) ネパールからのお客様 3
6年2組では、ネパールからのお客様を受け入れることが決まってから、学級会で熱心に話し合いを繰り返してきました。
子どもたちが大事にしたのは、<日本らしさ>です。どうやったら、“日本”を知ってもらえるか、“日本”を楽しんでもらえるか……それを一生懸命話し合って準備してきました。
教室内には、3つのコーナーが設けられていました。百人一首を使っての「坊主めくりコーナー」・毛筆を使っての「習字コーナー」・そして「あやとり・折り紙コーナー」です。子どもたちはそれぞれのコーナーに分かれ、4人にそのやり方を説明したり、一緒に遊んだり……。
「坊主めくり」では、その単純さがとても受け入れ易かったのか、すぐにルールを覚えて、十二単のお姫様に喜んだり、坊主を引いて悔しがったり姿が、すぐに見られるようになりました。
「習字コーナー」では、最初に、4人の名札に書いてある片仮名で、自分の名前を書いてもらったり、ネパールの文字(「デーヴァナーガリー」というそうです。)で「三島」や「沢地」と書いてもらったり……これらの作品は、双方のお土産(宝物)にもなりました。
そして「あやとり・折り紙コーナー」では、簡単なものから取り組んでもらいましたが、やっているうちに熱が入ってきて、なかなかそこから離れたくないような様子もうかがえました。
子どもたちも、4人が前向きにチャレンジしてくれる姿にうれしそうです。コーナーを離れる時には、一人ひとりと力強く握手をしていました。
▼ 2016/07/22(金) ネパールからのお客様 2
寄り道をしながら、ようやくたどり着いた6年2組の教室には、子どもたちが前にずらりと並んで待ち構えていてくれました。
そして、さっそく、キロロの名曲・『ベストフレンド』のプレゼント。……しっとりした歌ですが、(私たちはあなた方とベストフレンドになりたい)という子どもたちが伝えたい気持ちは、4人の生徒たちにしっかりと伝わったことでしょう。付き添いの先生も、子どもたちが歌う姿を一生懸命写真に納めていらっしゃいました。
そして、子どもたちの前でも、この4人は、順番に礼儀正しく自己紹介をしていきました。サンスクリット語の「ナマステ」が、温かく心にしみ込んできます。子どもたちも、それに対して、「ナマステ」を温かく返していました。
▼ 2016/07/22(金) ネパールからのお客様 1
テレビや新聞で紹介されているのでご存じの方もあるでしょうが、三島市のNPO法人「グランドワーク三島」が、現在、ネパールの中学生4人を市内に招待しています。
この4人は、2015年の4月にネパールを襲った大地震で、被災した子どもたちだそうです。市内でホームステイしながら、23日まで日本に滞在することになっています。
そのホームステイ先の一つが本校の校区内のお宅だったこともあり、日程(スケジュール)の中に、<沢地小・訪問>が組み込まれることになったようです。
まずは、校長室で、一人ひとり順番に自己紹介をしていきます。4人共、とても礼儀正しく素直な感じで、好感が持てました。すらっとしていて民族衣装もよく似合う好青年ばかりでした。
何しろ、分刻みの日程で、本校への滞在は“8時から9時半まで”の短い時間しか設けられていません。今日は、ぜひとも4人を受け入れたいと名乗りを上げてくれた「6年2組」で1時間過ごすことになっているので、足早に校舎内を歩いて移動にかかりました。
しかし、サービス精神が旺盛な方々で、体育館に行っては、そこにいた5年生たちと記念撮影をしたり握手をしたり、廊下を歩いていて2年生の教室の中から手を振られれば、中に入っていってあいさつをしたり……。
本当に、<小学校訪問>を楽しんでくれているようでした。