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▼ 2016/07/03(日) アマゴの放流 2
いよいよ、アマゴの放流が始まります。
子どもたちの安全確保のためにと、幼稚園・保育園の保護者や3年生の保護者、そして、本校の「粋なおやじの会」のメンバー等、たくさんの方々が協力して、活動を手厚く支援してくださいました。(ありがとうございました。)
最初に、3年生たちが順番に“放流”を体験します。バケツを静かに傾けて、中に入れられたアマゴを優しくそうっと沢地川に放します。
(元気で大きくなるんだよ〜。)
……子どもたちの、心の中の声が聞こえてきそうな気がしました。
そして、今度は、3年生が園児と手をつないで川まで下りてきて、バケツを支えてあげながら園児に“放流”をさせてあげるのです。
おっかなびっくりアマゴに手を出す園児に、
「平気だよ。かわいいでしょ。」
などと声をかけて励ましてあげるような3年生も見られました。
子どもたちが放したアマゴが、無事に大きく育って、沢地川のどこかで再開できることを祈っています。
▼ 2016/07/03(日) アマゴの放流 1
7月1日(金)、今年も、沢地川への「アマゴの放流」が実現しました。
この活動は、地域の名士である榎本さんが、「カワセミ」さえ棲んでいる地元のきれいな沢地川の環境を、さらによりよいものにしていきたいという熱い思いで続けられているものです。
本校では今年も3年生たちが、沢地幼稚園・光ヶ丘保育園の園児たちと一緒に活動に参加しました。
“放流”を行う前に、川岸で3年生たちが、班ごとに事前に作成してきた紙芝居やペープサートを使って、園児たちに、「アマゴの生態」についてのお話をします。この活動の意義を伝えようという訳です。
園児たちが楽しそうに観ていてくれ、聴いていてくれるので、3年生たちも張り切ってお話をしていました。優しい接し方に、素敵なお兄さん・お姉さんの姿を感じました。
そして、ここで、3年生一人ひとりが、ペアになる園児を確認します。3年生はこれから、園児たちに“放流”の仕方の指導も行うことになっているのです。
▼ 2016/07/03(日) 三島めぐり 3
最後の見学場所は「三島最終処理場(浄化センター)」です。
ここでは、わたしたちが使った汚れた水がどのように処理されて、環境を壊さないような水に変えられ、川に、海に戻されていくのかを教えていただきました。
3つ目の見学となりましたが、子どもたちは最後まで集中して職員の方のお話を聴いていて立派でした。質問に対しても、何人もの子どもたちが手を挙げて答えようとしていましたし、一生懸命メモをとる姿勢も変わりません。
この時は、運良く雨も上がり、センター内の施設を隅から隅まで歩いて見て回ることもできました。
最初の「沈砂池」では、つんと鼻をつく匂いのする、たくさんのごみが混ざった汚い水に、思わず、「うわっ!」を声を上げてしまった子どもたちでした。
しかし、「最初沈殿池」を通り、「反応タンク」を過ぎ、「最終沈殿池」にたどり着いた時には、匂いもなく透き通った水に大変身しているではありませんか。
この過程の中では、目に見えない莫大な数の“バクテリア”が汚れを食べてくれたのだということを、最初の説明で聞いていた子どもたち。
「ありがとう、バクテリア!」
という愛らしいエールが、施設を流れていく水に向かって送られました。
でも、働き者の“バクテリア”も「油」は苦手だそうですから、家庭からの排水には混ざらないような協力をしていきたいものですね。
目を、耳を、鼻を有効に使った、価値ある「三島めぐり」になったと思います。子どもたちはきっと、ここで得たことを、今後の学習に十分生かしていくことでしょう。
(なお、時折霧雨が降っていたため、浄化センターに近い「長伏小」の図工室を貸してもらい昼食をとりました。出発時には、校長先生・教頭先生まで見送りに出てくださる温かい対応をいただいたことに、この場をお借りして心より感謝申し上げます。)
▼ 2016/07/03(日) 三島めぐり 2
次の目的地は、「中島浄水場」です。
ここでも最初に、職員の方が、パワーポイントを使って、川から汲み上げられた水がどのようにして、安心して飲んだり使えたりする水に変えていくのかを丁寧に教えてくださいました。
そして、「ろ過池」を上から見下ろしたり、その底の様子を小窓からのぞき込んだりさせてくださいました。さらには、きれいにしていく過程での様々な設備での水の安全を確かめるための“金魚”を飼育している水槽や、また、ここでも設備の全てが正常に稼働しているかを点検する「制御室」まで見せていただきました。
子どもたちは、自分たちが無意識に飲んでいる水が、こんなにたくさんの過程を経て水道から出てくることに、改めて感動させられたことと思います。
最後にもう一度講義室に戻り、<駿豆水道のしくみ>を色鮮やかに水が流れていくパネルを使って再確認する時間も設けられました。
柿田川の、元々きれいな水を使っているからこそ、途中で使用される“塩素消毒”も少なくて済み、だからこそ、その匂いも感じないほど水道水がおいしいという、自然からの大きな恵みに、私たちは心から感謝しなくてはいけませんね。
▼ 2016/07/03(日) 三島めぐり 1
29日(水)には4年1組、30日(木)には4年2組が、「三島めぐり」に出かけました。
この活動では、「市の施設を見学することにより、“ごみ”や”水”とわたしたちの暮らしとのつながりについて学習すること」と「市の施設で働く人たちの工夫や苦労に気づくこと」を目的としています。
最初の目的地は、「清掃センター」です。子どもたちは、職員の方の説明をしっかり聴きながら、一生懸命メモをとっていました。また、説明の中で分かりにくかったところや、事前に調べたことを進んで質問するような前向きな姿にも感心させられました。
そして、施設内の設備が、全て正常に作動しているかどうかをコンピュータを通して点検する「制御室」や、市内から運び込まれたごみが集められる「ごみピット」を見せていただき、子どもたちは初めて見る「清掃センター」の裏側の姿に目を丸くしていました。
さらに、燃えないごみを分別する施設では、大きく響く金属音に驚きながらも、出されたごみがこんなにも丁寧に分別されていることに、改めて感動したことと思います。
三島市の「最終処分場」の容量は、もう、あと数年分しか残っていないそうです。
各家庭から出る“ごみ”の量を減らすにはどうすればよいのか、ここで学習したことを子どもたちから聞いて、みんなで協力できるようになるといいですね。