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三島市立沢地小学校

ブログURLの変更についてのお知らせ
ブログのアドレスを、下記の通り変更することとなりましたのでご案内申し上げます。

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今後も、引き続きご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

■変更時期
 2023年1月30日より

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■変更後: 新ブログ(https://schit.net/mishima/sawaji-e/)

メッセージ欄

2016年8月の日記

2016/08/21(日) 小学校に泊まろう! 8

いよいよ、最後のプログラム・「防災ゲーム」が始まります。これこそ、このイベントのメインの活動となるのでしょう。
 グループごとに知恵を絞り合って、クイズに答えたり、ウォークラリーに挑戦したりするのです。内容は、もちろん<防災>に関わることばかりです。

 前半は、10問の「防災クイズ」。……これがなかなかの難問ばかりですが、仲間で意見を出し合いながら考える過程を大事にさせようというねらいだったのでしょう。
 後半は、校舎内に散らばっている「防災設備」・「防災グッズ」・「防災施設」等を仲間と協力して探しまわり、そこに貼られたシールの表示を書き写してくるのです。
 双方とも、6年生が中心になって話し合いや活動を引っ張り、<防災>に関する意識を大いに刺激する場となったと思います。

 最後に、子どもたちに、がんばったご褒美にと、「非常食」が配られ、グループ内で分け合って試食しました。
 毎年毎年、少しずつ改良が加えられているのでしょう。「乾パン」「ビスケット」「缶詰のパン」……どれもなかなか美味しかったようです。これもよい体験だったと思います。
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2016/08/21(日) 小学校に泊まろう! 7

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 一夜明け、6時半にみんなで「ラジオ体操」を行った子どもたち。
 今朝の朝食は「流しそうめん」です。
 
 朝早くから、子ども分と大人分を合わせた“150人前”を念頭に、そうめんを茹で上げてきたお母さん方……さぞかし大変だったことでしょう。

 “おやじ”の方々も、事前に切り、半分に割り、全ての節をそぎ落とし、きれいに内側を磨き上げてきた「竹」で、4つのレーンを作り上げました。

 さあ、そうめんが流されてきます。昨年も参加した子は、すでにこつをつかんでいるようですが、初めて体験する子は、なかなかすくい上げることができないようです。……でも、それがまた楽しいのですよね。
 1年生から6年生まで、満足気に食べ続け、苦しくて肩を上げ下げして息をする子まで見られました。それほど美味しかったということでしょう。
 時々流れてくる缶詰のフルーツにも、大喜びの子どもたちでした。

2016/08/21(日) 小学校に泊まろう! 6

午後8時半を過ぎ、今度は「寝床作り」が始まります。
 “おやじ”たちが、事前にあちこちに足を運んで回収していた「段ボール」が、子どもたちに配られます。もちろん、こうして床に段ボールを敷いて寝床にするのも、<避難所生活>の一部分を体験させるためのものです。
 ……“たかが段ボール、されど段ボール”。床にじかに寝るよりも多少は体に優しいでしょうし、保温効果も期待できそうではありませんか?

 面倒くさがりの子たちはただの敷布団代わりに、そして、凝り性の子たちは段ボールを折り曲げたり立ち上がらせたりして、まくらの部分を作ったり、壁のようなものを構えたり……。

 まあ、結局は、家で寝るような安定感・安心感と比べれば、いかに大変かを実感できただけでも、価値があったはずですね。
 しかし中には、こんな状況下でも、熟睡できたつわものがいたようですよ。
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2016/08/21(日) 小学校に泊まろう! 5

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 辺りも暗くなり、「肝試し」が行われます。
 せっかく学校で一夜を過ごすのですから、“夜の校舎内”を歩いてみないのはもったいないことですものね。

 ここでは、4人から6人の仲良しグループを作り、順番に出発していきました。
 初めに、「怪談話」を聴く部屋に案内されます。ドアを開けて中に入ると、セーラー服を着た不気味な少女が椅子に腰掛けています。……もちろん“おやじ”ですが、もうここで、「やっぱり帰る」とリタイヤする子が現れます。そして、話を聴き終えると、そこでまたリタイヤする子が……。

 やっぱり、“夜の学校”というだけで、恐怖感が倍増するのでしょうか。階段を上り、せっかく4階までたどりついても、そこからは進めずにリタイヤする子も……。
 こんなに子どもたちが怖がってくれると、事前の準備に汗を流した“おやじ”の方々もやりがいがあったことでしょう。

 さて、こんな状況で、子どもたちは体育館にお泊りできるのでしょうか……。

2016/08/21(日) 小学校に泊まろう! 4

1年生

いよいよ「夕食」です。自分たちで作ったカレーライスを食べます。
 子どもたちは待ちかねたように、各自が持ってきた皿とスプーンを手に、長い列を作りました。
 ……と、ここで<防災>を意識した試みが加わります。家庭科室の入り口で、お母さん方が、子どもたちが手にした皿にラップをかけていくのです。
 「避難所生活」では水さえ自由に使えなくなることがあり、食後に汚れた食器を洗う水さえ制限される―そんな状況を、子どもたちに意識させるための試みです。

 子どもたちは、(そうか。これなら洗わずに、汚れたラップを始末するだけでいいんだ。)と納得しながら、ご飯やルーをよそってもらっていたようです。
 校舎の外の地面に敷かれたブルーシートに腰を下ろし、傾きかけた日の光を受けながらの食事からは、あまりにも楽しくて、「避難所生活」は想像できなかったかもしれませんが……。
 何回もおかわりに行く子が見られるほど、カレーはおいしく調理されていました。
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