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三島市立佐野小学校

2017/10/06(金) 市内音楽会に向けて

4年生
1710061916071.jpg 市内音楽会まで2週間を切りました。4年生の子どもたちは練習を重ねて、合唱の完成度が日に日に増しています。ソプラノとアルトのそれぞれのパートの音程も安定し、きれいなハーモニーを醸し出しています。
 子どもたちの歌う「小さな勇気」という曲は、東日本大震災の後、音楽の教員である栂野知子さんという方が作った曲です。震災後、子どもたちの口から「人のためになるような仕事がしたい」「誰かを助けるくらい強くなりたい」ということを耳にするようになり、そのような子どもたちの思いを後押ししたいという気持ちから生まれた曲だそうです。歌詞の中には、未来のために受け継いでいくべきものがあることを忘れないでほしいという願いも込められています。
 東日本大震災があったとき、子どもたちは4歳でその頃の記憶はほとんどありません。歌に込められた思いを理解し、さらに合唱に思いをのせて届けるために、東日本大震災について考える時間をとりました。津波の写真などを見ると、子どもからは、驚きの声があがりました。

最後に、今の自分に出せる小さな勇気を考え、誰かのためになりたいという思いを強めていました。今回のこの時間で感じた思いを歌に込めて、さらにすてきな歌声に変わっていくでしょう。|