| | | **献立** 牛乳 むぎいりごはん やきししゃも おひたし けんちんじる
♪献立のポイント♪ けんちん汁がどこから伝わったのか? 二つの説があるそうです。一つ目の説は、中国の「普茶料理(ふちゃりょうり)」と言う精進料理の中に、巻繊(けんちん)と呼ばれる料理法があります。 この巻繊(けんちん)とは、根菜とシイタケとお麩などをせん切りにし、ごま油で炒めて醤油や塩で味付けした料理のことです。この料理が元になった説です。 もう一つの説は、 神奈川県鎌倉市にある「建長寺(けんちょうじ)」のお坊さんが精進料理の為に作った汁物が、「建長寺汁」(けんちょうじじる)、これが現在のけんちん汁になったのではないかと言われる説です。日本の料理には歴史があり、今では学校給食のメニューの一つになっているのです。さて、それでは、けんちん汁と材料が似ている豚汁の違いは分かりますか?給食ではけんちん汁はしょうゆ味で鶏肉が入り、豚汁はみそ味で豚肉が入ります。もともと、けんちん汁には動物のお肉は使わないものだったのですが、給食のけんちん汁は栄養のことを考えて鶏肉を使っています。けんちん汁は冬野菜をたっぷり使い、タンパク質源として豆腐と鶏肉を使い、栄養満点のお料理です。
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