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佐野小学校の給食

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2017年12月の日記

2017/12/15(金) きょうのきゅうしょく

1712151230331.jpg**献立**
牛乳
むぎいりごはん
やきししゃも
おひたし
けんちんじる

♪献立のポイント♪
けんちん汁がどこから伝わったのか?
二つの説があるそうです。一つ目の説は、中国の「普茶料理(ふちゃりょうり)」と言う精進料理の中に、巻繊(けんちん)と呼ばれる料理法があります。
この巻繊(けんちん)とは、根菜とシイタケとお麩などをせん切りにし、ごま油で炒めて醤油や塩で味付けした料理のことです。この料理が元になった説です。
もう一つの説は、 神奈川県鎌倉市にある「建長寺(けんちょうじ)」のお坊さんが精進料理の為に作った汁物が、「建長寺汁」(けんちょうじじる)、これが現在のけんちん汁になったのではないかと言われる説です。日本の料理には歴史があり、今では学校給食のメニューの一つになっているのです。さて、それでは、けんちん汁と材料が似ている豚汁の違いは分かりますか?給食ではけんちん汁はしょうゆ味で鶏肉が入り、豚汁はみそ味で豚肉が入ります。もともと、けんちん汁には動物のお肉は使わないものだったのですが、給食のけんちん汁は栄養のことを考えて鶏肉を使っています。けんちん汁は冬野菜をたっぷり使い、タンパク質源として豆腐と鶏肉を使い、栄養満点のお料理です。
1712151230332.jpg☆主な食材の産地☆
・だいこん(三島市)
・さといも(三島市)
・はねぎ(三島市)
・こまつな(静岡県)
・にんじん(北海道)

2017/12/14(木) きょうのきゅうしょく

1712141356361.jpg**献立**
牛乳
むぎいりごはん
ふゆやさいカレー
フレンチサラダ
ブルーベリーゼリー

♪献立のポイント♪
<冬にとれる野菜を冬野菜といいます。さて、冬野菜にはどんな野菜があるでしょうか。白菜・大根・ほうれん草・かぶ・小松菜・キャベツ・ねぎ・ブロッコリーなどです。今日のカレーにはブロッコリー、そしてさつまいもが使われています。ブロッコリーはどこを食べているか分かりますか?ブロッコリーの花のつぼみがたくさん集まっている部分を食べています。ブロッコリーはイタリアやフランスで作られるようになって、日本には明治時代に伝わったようです。ブロッコリーはビタミンやミネラルが豊富で、風邪の予防にも効果的です。
1712141356362.jpg☆主な食材の産地☆
・ブロッコリー(三島市)
・さつまいも(三島市)
・レタス(三島市)
・たまねぎ(北海道)
・にんじん(北海道)

2017/12/13(水) きょうのきゅうしょく

1712131221281.jpg**献立**
牛乳
むぎいりごはん
トンクドウフ
はくさいスープ

♪献立のポイント♪
トンクドウフのトンクはシイタケのことです。トンクドウフは干ししいたけとなまあげをたくさん使った料理です。なまあげは、豆腐を油で揚げた、あつあげともいいます。なまあげは大豆からできていて、良質なたんぱく質が多く含まれ、体をつくる働きがあります。ヨーロッパでは大豆を「畑の肉」アメリカでは「大地の黄金」と呼ばれているそうです。大豆には総コレステロールを低下させる大豆レシチン、ビフィズス菌を増殖させる作用のあるオリゴ糖、抗酸化作用、またコレステロールなど血中脂質の低下が期待できる大豆サポニン、骨粗しょう症の予防や更年期の不調を改善するといわれるイソフラボンといったように体内で重要な働きをする物質が含まれています。小さな豆ですが、たくさんの仕事をする働きものですね。大豆は約2000年前ごろ中国から伝わったと考えられています。しょうゆ・みそ・豆乳・納豆・あぶらあげ・きなこ・おから・ゆばなど大豆から作られる食品はいろいろあります。大豆は昔から日本の食生活を支えてきましたが、今では大豆は外国からの輸入に頼っています。平成17年のデータでは国産大豆は約5%だけとなってしまいました。
1712131221282.jpg☆主な食材の産地☆
・はくさい(三島市)
・はねぎ(三島市)
・ぶたにく(静岡県)
・しょうが(静岡県)
・にんじん(北海道)

2017/12/12(火) きょうのきゅうしょく

1712121257361.jpg**献立**
牛乳
むぎいりごはん
オムレツ
フレッシュトマトソース
こまつなソテー
だいこんポタージュ

♪献立のポイント♪
ポタージュは、フランス語で日本ではとろみのついたものはポタージュ、澄んだものはコンソメと呼ばれています。今日はホワイトルウを給食調理場で小麦粉とバターで作り、牛乳で伸ばしたものに、三島でとれた大根を柔らかく煮てミキサーにかけたものを混ぜ合わせて大根のポタージュを作りました。冬らしい、三島らしいメニューの一品です。大根はジアスターゼと言うでんぷんを分解する酵素が多く含まれています。でんぷんに大根の汁を混ぜ合わせると分解が始まり糖に変わります。ジアスターゼは消化を助け、、胃酸過多、胃もたれや、胸やけなどに効果があるそうです。秋から冬にかけて収穫されるだいこんは甘味もあり水分も多くとてもおいしいです。
1712121257362.jpg☆主な食材の産地☆
・だいこん(三島市)
・トマト(静岡県)
・小松菜(静岡県)
・パセリ(静岡県)
・にんじん(北海道)

2017/12/11(月) きょうのきゅうしょく

1712111531131.jpg**献立**
牛乳
むぎいりごはん
さばのこうみやき
おひたし
ぐだくさんじる

日本では、さばは昔から食べられていました。塩焼き、味噌煮、寿司ネタなどとして食卓に登場します。和食の定番とも言える食材です。「さば」という漢字はどんな字か知っていますか?「魚」という漢字の右側に「青」という字を付けます。これは、「さば」の背中が青いのが特徴だからです。世界各地でとれる魚なので、一年中食べることができますが、その中でも、日本で秋から冬にかけて出回る「まさば」は、たくさんえさを食べているためあぶらがのっておいしいです。また、「うまみ」がたくさん入っているので「さばぶし」に加工して「だし」としても使われます。
1712111531132.jpg☆主な食材の産地☆
・だいこん(三島市)
・さといも(三島市)
・こまつな(三島市)
・にんじん(箱根)
・キャベツ(三島市)