コジマ君もナナミに対する悪口に同意を求められました。コジマ君は孤立しているナナミさんを見ながら返答に困ってしまいました。（左の写真）なぜコジマ君はすぐに返答できなかったのかをみんなで考えました。
　文字だけだと表情やニュアンス等がつたわらなくて、誤解を生じることがあります。相手の気持ちを思いやりながら解釈をすれば何でもないことも、意地悪されたと思い込み考え始めると悪い循環が始まります。自分が仲間はずれにされるのは嫌だという考えが働き、不本意ながら嫌々同意してしまう事があります。

　さあ、この後授業はどう展開したのでしょう。ＳＮＳはとても便利なものですが、相手への思いやりの心や信頼関係が育っていないと、イジメの道具にもなります。イジメで不登校になったり、昼夜逆転して体調を崩すこともあります。

　南小学校では、ＧＩＧＡスクール構想を進める上でこのような「情報モラル教育」が欠かせないと考え実践しています。タブレット（iPad）が一人に一台の時代です。保護者の皆様に御協力をいただき子供たちを見守っていきたいと考えています。

　６年生が道徳の授業でＳＮＳのやり取りに関する「情報モラル教育」を行っていました。
　なかよしグループでやりとりをしていたのですが、ナナミという女の子が「みんなヒマでいいね」と送った途端、その投稿について、自分だけ忙しいみたいでひどいと思う子もいれば、そんなにひどいことかなあと思う子もいて、それに対するやり取りがしばらく続きました。ある子が「北高１年３組ヒマ人会」というグループを作り、その中でナナミに対する悪口が飛び交うようになしました。もちろんナナミはそのグループには入れてもらっていません。

　５年生が理科の授業で、インゲンマメを使った対称実験を行います。発芽して成長した苗のうち、よく育ったＡランクの苗を使うのでまずは、Ａ、Ｂ、Ｃにうランク分けをしようということになりました。
　今後、インゲンマメの生長に日光は必要か、肥料は必要か等対称実験を進めていきます。予想がつくことでも、実際に実験し観察し、理論と体験を合わせて理解を深めていきます。

　４年生の別のクラスでは、作品ができあがった子から写真を撮り、紹介文を作り始めました。メタモジ（MetamojiClassRoom）が大活躍です。

　４年生が図工で作ったダンボールを素材とした工作の写真を撮り、メタモジ（MetamojiClassRoom）を使って紹介文を作りました。このクラスは枠から自分たちで作りました。