参加者が、１００組（３００〜３５０人）を超えることは事前につかんでおりましたので、出発前・到着後の“待ち時間”についても、十分な準備がなされていました。

　地域の名マジシャン、本校の保護者ピアニスト、そして、今年度は新たに、御殿場市を拠点に活躍されている「富岳太鼓」の皆さんをお招きし、体育館内では、絶えず、この方々のイベントが続けられました。
　参加された皆さんは、待っている時間も、鮮やかなマジックで歓声をあげ、心地よいピアノの音色に酔わされ、腹の底に響く太鼓の音に心を揺さぶられながら、楽しいひと時を過ごすことができました。

　今年度と昨年度のＰＴＡの役員の皆様が中心になり、何か月も前から企画・準備に携わり、実現されたフェスティバルです。そして、ほかにも多くの方々の力強い支えがあったからこそ、こうして事故もなく、最高に楽しいものになったのだと思います。“「夜の学校探検」づくり”にかかわってくださった皆様方に、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

　……８時３０分頃、参加した１３９組（４２０人）の親子は、笑顔いっぱいで満足げに体育館から出て、夜のとばりに包み込まれていきました。

　１３日（土）、ＰＴＡ主催の“ふれあいフェスティバル”である『夜の学校探検』が開催されました。
　午後６時からの「受付開始」予定でしたが、その１５分くらい前から、ぞくぞくと何組もの親子が体育館に集まり始め、「開会式」が始まる６時３０分には、フロアがいっぱいになっていました。―結局、何と、１３９組もの親子（計４２６人）の参加となりました。

　受付でもらった「通行手形」に記された番号の順に呼び出され、懐中電灯の光をたよりに、真っ暗な校舎の中に入っていくのです。そして、所々に設けられたチェックポイントで、クイズに答えて戻ってきます。
　クイズは、「東小学校の校訓」や「東小学校の住所」から始まり、中には、「３人の先生の上履きのサイズ」、「教頭先生の好きな芸能人」、「校長先生の好きな給食のデザート」などという難問も……。親子で一緒に頭をひねりながら、懸命に解答をしぼり出そうとしていました。

　なお、今年度は新たに、コースの最後に「お化け屋敷」が設置されました。入るか入らないかは自由です。このコーナーは、この９月に立ち上げられた＜おやじの会＞のお父さん方の手によって、企画・準備・運営が全て行われました。この新しい試みより、参加した子どもたちのテンションは、さらに高められました。