２８日（日）、朝の９時から、本校の運動場で、東町自治会の「防災訓練」が実施されました。１００名を超える方々が参加しての訓練でした。
　小学生の参加が少なかったのは多少残念でしたが、「習い事」・「塾」・「スポーツ少年団」等の活動で忙しいという事情もあるようです。しかし、中高生の参加がかなり見られたことには頼もしさを感じました。

　自治会でも、この“若い力”を有効に生かしていきたいという思いが強いのでしょう、まずは、「テント張り」を中学生を使って行なわせました。子どもたちは、消防団員や自治会の大人の方々の指示に素直に従い、短時間で立派に作業をやり遂げました。
　そして、３つの班に分かれての、実技訓練です。「水消火器」の使い方、「三角巾」の折り方や縛り方・「簡易担架」の作り方、「防災倉庫」内の備蓄品の確認等が、順番に行なわれていきました。

　いざ災害が起きた際に、いちばん頼りになるのは、やはり地区の住民です。一人ひとりが＜危機管理意識＞を持ち、「自分の命は自分で守る」から始め、そして、「互いの命を互いに守り合う」ことにつながっていくことが大切だと思います。
　東町ばかりでなく、各地区で熱心に訓練が実施されています。こうした、日頃からの備えに意義があるのだということを再確認させられました。

　２８日（日）、三島市・東部地区のシルバーの方々により、東小の「本気の森」周辺の清掃作業が行なわれました。今までは市内を歩きながらの奉仕作業だったのだそうですが、今年度からは、「どうせなら、子どもたちの学習環境を整備しよう」ということになったのだそうです。
　
　朝の８時半頃から少しずつお年寄りが集まり始め、黙々と作業に就かれました。落ち葉を集め、草取りをし、低木の剪定を行い、「二宮金次郎像」の周りが見る見るうちにきれいに整備されていきます。
　正に、“シルバー”の輝きそのものの活動ぶりに、頭が下がりました。皆様の丁寧な作業のおかげで、子どもたちの学習環境は、気持ちよく整えられました。本当にありがとうございました。