ようこそゲストさん

三島市立沢地小学校

ブログURLの変更についてのお知らせ
ブログのアドレスを、下記の通り変更することとなりましたのでご案内申し上げます。

つきましては、ブログのアドレスを「お気に入り」や「ブックマーク」などに登録されている場合には、大変お手数をおかけいたしますが、変更後の新アドレスへ設定変更して頂きますようお願いいたします。

今後も、引き続きご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

■変更時期
 2023年1月30日より

■変更前: 旧ブログ(http://blog.city-mishima.ed.jp/blog-e/m110/)

■変更後: 新ブログ(https://schit.net/mishima/sawaji-e/)

メッセージ欄

2015年7月の日記

2015/07/09(木) 大学生の「教育実践体験」

1507091430111.jpg1507091430112.jpg1507091430113.jpg
 昨日から明日までの3日間、日大生が3人、「教育実践体験」に来ています。
 せっかくの機会ですから、2年の2クラスと3年の1クラスに入って、“先生”の雰囲気を味わってもらうことにしました。

 実は、3日間とも“午前中のみの体験”の予定でしたが、昨日、
「え〜え、帰っちゃうの〜!? 一緒に、給食、食べてってよお。」
と、子どもたちに懇願されてしまったのです。……そこで、急きょ、体験時間の延長が決定。今日と明日は、「給食」を食べてから帰ることになりました。
 が、今日はさらに、「昼休み」も子どもたちに引き留められて、『花いちもんめ』や『ハンカチ落とし』に付き合わされ、2時頃にようやく“解放”されました。
 でも、こうして、子どもたちに慕われていることを実感した3人は、満面の笑顔で気持ちよさそうに帰って行きました。

 ここでの体験を、これからの大学生活に、そして、将来に向けて、有効に生かして欲しいものです。
(なお、6月の上旬には、「教育体験」ということで、高校生が1週間通っていました。今、学校は、「教育実習」ばかりでなく、中学生や高校生・大学生の“キャリア教育”の一環として、このような受け入れの場も提供しているのですよ。)

2015/07/08(水) 三島めぐり 3

4年生

1507081912051.jpg1507081912052.jpg1507081912053.jpg
 最後の見学場所は、<浄化センター>です。
 (残念ながら、お昼から雨が降り出し、昼食は、この施設の近くの「長伏小」さんの図工室をお借りしました。本当に助かりました。ありがとうございました。)

 さて、この施設は、家庭やお店、工場などで使われて下水道を流れてきた“汚れた水”を、自然環境に無害なものに変えて川に流していく施設なのです。
 ここでは、この施設の機能がうまく編集された映像を、テレビで見せていただきました。子どもたちは、ゆっくりゆっくり時間をかけて、川や海の生物にとって“安心・安全な水”に変えていく様子を、感心しながらメモをとり続けていました。(なかなか集中力のある子どもたちです。最後までとても立派でした。)

 なお、ここの施設の大半は屋外にあり、雨で濡れると滑りやすくて危険なために、見学できなかったのが心残りです。
 しかし、施設の職員は、それを何とか少しでも補ってあげようと、“汚れた水”と、“手を加えた水”、そして“川に流せる状態になった水”の3種類を透明なびんに汲んできて、その違いを目と鼻を使って比べさせる場を設けてくださいました。
 「校外学習」で最も大きな価値を持つ、五感を有効に使う場を与えてくださったことに感謝いたします。

(この施設で、水をきれいにしていくために活用している、自然環境に優しい“掃除屋さん”は、何と「バクテリア」。……でも、働き者の彼らも、“油”には苦しめられるそうです。流しに流さない工夫をしたいものですね。)

 ―この「三島めぐり」が、子どもたちの意識をどのように変えたか、今後の実践を見守っていきたいものです。 

2015/07/08(水) 三島めぐり 2

4年生

1507081827061.jpg1507081827062.jpg1507081827063.jpg
 2か所目の見学場所は、<中島浄水場>です。
 三島市は、恵まれたことに、お隣の清水町にある“柿田川”から水が送られてきています。それを、安心・安全な飲める“水”に変えるのが、この施設なのです。

 ここでも子どもたちは、最初に“講義”を受けました。
 スクリーンに映し出された、写真やイラストを生かした分かりやすい説明と、部屋の側面に設置された、『駿豆水道のしくみ』を色鮮やかに表す電光掲示板。―子どもたちはここでも、大事なことを聞き漏らすまいと、一生懸命鉛筆を動かしていました。

 そして、施設の見学に移りました。
 “柿田川”から届いた水をきれいなものに変えていく過程の一つである「ろ過池」を、上からのぞき込んだり、さらに地下に下りて、その池の底の部分を透明ガラス越しに見せてもらったり……。ふだんは無意識に、蛇口から出てくる水を飲んだり使ったりしていますが、その陰に、様々な過程があることを再認識させられたことでしょう。
 また、ここで作り出される“水”の安全性を確かなものするために、この施設のあちこちの箇所には「監視カメラ」が設置されています。さらに、ここに送られてくる“水”を汲み上げる柿田川の「水中ポンプ」設置箇所にまで「監視カメラ」が……。そして、それぞれの今の状況をリアルタイムに目にすることができるのです。人々の命にかかわる仕事に日夜携わってくださっている方々に対して、子どもたちはきっと、感謝の気持ちを抱くことができたのではないでしょうか。

(皆さん、この施設には、万が一、大きな災害が起こって“断水”してしまった場合に備えて、「緊急給水施設」が配備されていることをご存じでしたか? ポリタンクを持ってくれば、水をもらうことできるのです。本当にありがたいことですね。)

2015/07/08(水) 三島めぐり 1

4年生

1507081715111.jpg1507081715112.jpg1507081715113.jpg
 今日は、4年1組が、<三島めぐり>に出かけました。(明日は、2組が出かけます。)
 今、社会科で学習している『水はどこから』、そして、これから学習していく『ごみの処理と利用』に生かすための「校外学習」です。
 「三島市の施設を見学することにより、“ごみ”や“水”とわたしたちの暮らしとのつながりについて理解したり、それらの施設で働く方々の工夫や苦労に気づいたりする」ことを目的としていました。

 最初に立ち寄ったのは<清掃センター>です。
 まず、子どもたちは“講義室”のような部屋に案内され、この施設の設備や機能についての丁寧な説明をしていただきました。みんな、一生懸命メモをとりながら、お話に耳を傾けていました。上記の目的につながるようなお話ばかりで、中には、疑問を解決できたように大きくうなずく子や、新たな事実を耳にして目を丸くする子が、あちこちで見られました。

 そして、いよいよ、施設内の見学です。
 次々と運び込まれてくる“燃えるごみ”が集められる「ごみピット」の内部を、透明なガラス越しに見せていただいたり、「焼却場」の各所の状況が映し出される表示板を前に説明していただいたり……子どもたちは一気にハイテンション! 正に、「百聞は一見にしかず」ですね。
 “資源ごみ”の一つであるペットボトルがつぶされて固められ、ひもにくくられて出てくる様子にも、思わず、「おおっ!」と、感嘆の声が上がりました。
 さらに、目の前で、“燃えないごみ”をがっしりとつかみ上げるクレーンの迫力にも圧倒されていました。

(ちなみに、この施設でのお話の中で、ぐさっと心に突き刺さったのは、「三島市は、1人が一日当たりに出すごみの量が、県内の10万人以上の市の中でいちばん多い」ということです。……う〜む、何とかしたいものですね。)

2015/07/06(月) 音楽の研究授業

3年生

1507061433081.jpg1507061433082.jpg1507061433083.jpg
 4時間目、3年生の音楽の授業が公開されました。
 ―「タンタンタン タンタンタン タンタンタンタンタンタンタン」― そう、“三三七拍子”のリズムです。これを変化させて自分のリズムを創作させることで、「音楽づくり」に意欲的に取り組ませることをねらった授業でした。
 『運動会』の応援で何度も耳にした“三三七拍子”のリズム。四分音符・四分休符だけで作られた4小節のリズムですが、さあ、子どもたちはどんな「音楽づくり」に取り組むことでしょう。

 授業者は、事前に、子どもたち一人ひとりに十分行き渡るように、四分音符・八分音符・二分音符を印刷したカードを何十枚も用意していました。音符の拍の長さに合わせた横幅を持つカードです。八分音符が2つ並んだカードは、4分音符が1つ書かれたものと同じ大きさ、また、二分音符が書かれたカードは四分音符の2倍の大きさになっていました。これなら子どもたちは、音符が表す拍の長さを間違えずに、“音楽の仕組み”を正しく生かしながら「音楽づくり」を楽しめます。
 子どもたちは、「タン」を「タタ」に、また、「タンタン」を「タ〜ア〜」に変え、それを実際に手拍子で表現しながら、意欲的に“作曲(?)”していました。
 そして、作り上げた“曲”に、題名をつけてみようという投げかけもなされました。音階が無く、リズムだけの“曲”ですから、なかなか難しいと思います。……子どもたちは、『スキップのリズム』とか『のそのそいっている感じ』というような題名を付けていきました。しかし、中には、『いそがしい日』や『コアラ』といった題名をつけた子も……。面白い発想ですね。

 予定では、個々が作った“曲”をグループ内で発表し合い、それを聴いて感じたことを伝え合う活動を行いたかったのですが、タイムアップ。子どもたちも、授業を観に来た先生方も、この活動を楽しみにしていたので、本当に残念そうでした。
 でも、子どもたちが“作曲”に熱中し過ぎたことを考えると、一人ひとりの授業への前向きな姿勢に大きな拍手を送りたいものです。

 次回の授業では、グループ発表を通して、個々が作った“曲”のよさを大切にし合いながら、それらをつなげた16小節程度の“曲”に組み上げていくことを考えているようです。子どもたちが、自ら「音楽を作る」ことを楽しむ授業……授業者の様々な「仕掛け」にも感心させられた授業でした。