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メッセージ欄
2015年6月の日記
▼ 2015/06/09(火) プール清掃
5・6時間目、6年生は「プール清掃」を行いました。
この活動にも“実行委員”がいて、「始めの会」では、6年生全員の心を一つにするための投げかけを行っていました。
プールの中に入った子どもたちは、何度も水をまきながら、壁を、底をデッキブラシで懸命にこすっています。1年間積もった汚れは、なかなかしぶとくこびりついていましたが、子どもたちは横一列に並んで、正に心を一つに磨き上げていきました。
また、プールサイド、足洗い場やシャワーを浴びる所、そして、校舎からプールにつながる通路、更衣室にトイレ……子どもたちはそれぞれ、自分が担当する場所を徹底的にきれいにしようと、夢中で体を動かしていました。
見違えるようにきれいになったプール。……これならきっと、下学年の子どもたちはみんな、気持ちよく思いっきり、水遊びを水泳を楽しむことができるでしょう。
今日もまた、<最高学年>の子どもたちの素晴らしい姿に、強く心を打たれました。
▼ 2015/06/07(日) 親子座禅会
今日は、<粋なオヤジの会>主催の「親子座禅会」が開かれました。
開催場所は、本校の近くにある『龍澤寺』です。杉林に囲まれた静かな山腹にある、白隠禅師が開いたお寺で、“禅宗の道場”として有名な所です。
朝の8時45分、70人もの親子が沢地小に集合し、みんなで並んでハイキング気分で龍澤寺まで歩きました。
お寺に到着してからは、まず、「奉仕作業」として本堂周辺の“草引き(草取り)”を行います。“お寺”という場所がそうさせるのか、子どもたちも大人も、みんなどこか神聖な気持ちで黙々と作業に取り組んでいました。
そして、広い本堂に入り、70人の参加者が、ゆったりと分散して堂内に用意された座布団に座りました。
最初に3人の僧侶が、「龍澤寺の歴史」や、「修行の様子」、そして、「座禅について」をお話してくださいました。
今回は、初心者ばかりということもあり、「座禅」は、片足だけを組む「半跡朕座(はんかふざ)」で挑戦することになりました。そのほかにも、“姿勢”や“視線”、“手の組み方”や“呼吸の仕方”まで教えていただきました。
続いて、『般若心経』の読経。子どもたちも、何とかついてこようと、一生懸命「経本」のコピーを目で追っていました。
いよいよ始まります。20分間の「座禅」を、間に休憩を入れて2回行います。
止静鐘(しじょうしょう)<鐘3回>が鳴り、拍子木の音が堂内にぴんと響きました。……“無の境地”に至らなければならないのですが、なかなか難しいものです。(う〜、足が痛い。)(腰を真っ直ぐ伸ばさなくちゃ。)(あと何分かなあ?)……悲しき“妄想(もうぞう)”が抜けきれません。終わりの合図が響くと、それを待ちかねていたように、みんな、足をもみほぐしたり体を前後に曲げ伸ばししたり……。
2回目は、僧侶からの“励まし”である「警策(きょうさく・けいさく)」をいただく場を設けてくださいました(“希望者制”ですが……。) 静かにゆっくり歩いて回られる僧侶に、自ら“合掌”すると、「警策」をいただけます。静まりかえった堂内の所々から、「パン、パンッ! パン、パンッ!」という心地よい音が聞こえてきました。(みんな、体験してみたかったんだな。)と、また妄想しながら、合掌している自分がいました。
「20分間×2回」―子どもたちもよくがんばりました。一生に一度あるかどうかの、素晴らしい初体験だったと思います。どこかに、ほんのちょっぴり生まれ変わった自分がいるような気がして、すがすがしい気持ちでお寺を後にしました。
「龍澤寺」の皆さん(そして、<粋なオヤジの会>の皆さん)、貴重な体験の場を提供してくださり、本当にありがとうございました。全校児童に体験させたいと考えさせられるほど、価値あるひとときだったと思います。
▼ 2015/06/05(金) 「運動会」が終わっても……
「運動会」が終わって1週間が経ちました。
(子どもたちはこれから、どんなめあてを持つのかなあ? 運動量なんて、ぐんと落ちるんじゃないかなあ。)……そんな不安が心をよぎりました。
しかし、上の写真をご覧ください。今朝も、多くの子が運動場に飛び出し、運動場を走っています。また、4月の末から、「運動会」の練習を安全に行うために禁止されていた“ボールを使った遊び”も解禁されたので、ドッジボールを楽しむ子どもたちも見られます。
どうやら、みんなで話し合って、<毎朝必ず、トラックを〇周走る>というような約束事が決められているクラスがあるようです。
校内に、し〜んとした時間が流れることも多くなりました。教室を覗いていくと、落ち着いた雰囲気での授業が展開されています。
心配無用でした。―沢地小は、確実に歩みを進めているようです。クラスごとに、新たなめあてに向かって……。
▼ 2015/06/04(木) 健口教室
3年生は、「歯科検診」終了後に、「健口(けんくち)教室」を開きました。(今日は3年2組、次回の「歯科検診」の際には3年1組が行います。)
まずは、本校の「校医の歯医者さん」が、<虫歯をつくる原因>や<虫歯ができるまで>について、図や絵、写真を使って分かりやすく説明してくださいました。
そして、“カラーテスター(歯垢染色剤)”を歯に塗りつけていきます。
最初は、多くの子が、「今朝、しっかり磨いてきたから心配ないよ。」と豪語していましたが、いざ、塗り始めてみると……。
「わあ、口中が真っ赤になっちゃった!」「ぼくは、歯茎に近い所に赤い所が多いなあ。」と、磨き残し(個々の弱点)が明らかになっていきます。
そこで、「歯科衛生士さん」の<歯みがき指導>が始まります。子どもたちに「磨き残しの多い所」を再点検させながら、歯ブラシの持ち方・動かし方、歯ブラシを当てる向きを丁寧に教えてくださいました。今日はほかにも、「保健師さん」や「8020(はちまるにいまる)推進委員さん」も一緒に支援してくださり、子どもたちのブラッシングはみるみる上達していきました。
赤く染まっていた自分の歯が、しだいに真っ白に……。子どもたちは達成感を味わいながら、歯みがきに熱中していました。