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メッセージ欄
2015年10月の日記
▼ 2015/10/28(水) 自主研究発表会 2
中学年部は3年が、物語文の『モチモチの木』を自分に引きつけて読ませる、国語の学習を行っていました。
授業者は、作者の「斎藤隆介」が描く<優しさ>の読み進め方を学ぶことを通して、この作者が書いた他の作品にも興味を持たせることをねらっています。
「じさま」が苦しんでいるのを目の当たりにした、臆病な主人公「豆太」が、“こわい”真っ暗な夜道を、たった1人で「医者様」を呼びに駆け出していきます。……愛する「じさま」が死んでしまうかもしれないという、もっと大きな“こわさ”がそれを乗り越えさせたのです。
授業者はここまで、授業の終わりに、自分に引きつけて読み取らせる手立てとして、『今日の豆太』を書き続けてさせてきました。……そして、この日も子どもたちは、「豆太」から受け止めた様々な思いを素直に表現していました。
子どもたちはきっと、こうして授業ごとに、<「斎藤隆介」の世界>に少しずつ少しずつ入り込んでいっていることでしょう。
▼ 2015/10/28(水) 自主研究発表会 1
27日(火)、三島市内の幼稚園・小中学校の先生方をお招きして、「自主研究発表会」を開きました。市の研究指定は25・26年度の2年間で、昨年「発表会」を行ったのですが、先生方自らが“ステップアップ”を求めて、引き続き、3年目の研究を発表する場を設けたのです。
昨年度よりも規模は小さくなりましたが、低・中・高学年から各1クラスずつが、授業を公開しました。
低学年部は1年が、算数の「たしざん」の授業を行いました。ここまで、<1けたの数+1けたの数=10を越える数>になる繰り上がりのある「たしざん」を学習してきて、子どもたちはかなり自信を持ち始めています。
そんな子どもたちに、ずらりと並べられた「たしざんカード」の表から、“秘密”を見つけさせる内容でした。答えが同じ数になる「たしざん」は、“<たされる数>が1減ると、<たす数>が1増える”ことを見つけ出させることをねらっています。(例;「9+3=12」→「8+4=12」→「7+5=12)
授業者は、黒板に貼る「たしざんカード」も、子どもたちに配布した「たしざんカード」も、<たされる数>を赤、<たす数>を青で色分けし、視覚的な支援を試みました。人数分の「たしざんカード」の準備は、大変だったことでしょうね。
「答えが同じになる列を見ると、赤が1減ると、青が1増える」……そんな表現で、数とにらめっこした成果を現している子たちも見られました。
幼稚園の先生方も参観に来てくださり、うれしそうに張り切って学習に取り組んでいた1年生でした。
▼ 2015/10/23(金) サンシャイン遊び
今日の昼休み、「サンシャイン遊び」が行われました。
今月の8日に実施された「サンシャイン遠足」以来の“サンシャイングループ”での活動でしたが、子どもたちの様子をみていると、もうすっかり学級や学年の枠を越えた仲間という感じ触れ合っていました。
「手つなぎ鬼」や「ドッジボール」、「転がしドッジボール」や「柔らかいフリスビーを使ったドッジビー」……各グループ、6年生が他学年の子どもたちや担当の先生の承諾を得て決めた遊びに、夢中になって取り組んでいました。
マットに跳び移って何人乗れるかを競い合っているグループもありました。学年ごとにハンデを設けた踏切ラインには、6年生の思いやりが感じられました。小さいマットの上に、1年生から6年生までみんなで体をくっつけ合っている様子は、本当に微笑ましいものでした。
「楽しかったあ!」「ああ、もっとやりたかったなあ!」……汗が流れ落ちてくる真っ赤な顔で、そんなことを話しながら教室に戻っていく低学年の子どもたちの姿が印象的でした。
▼ 2015/10/22(木) 巡回音楽会 2
あの有名なミュージカル映画『サウンドオブミュージック』の中で使われた曲のメドレーや、小松さんがミュージカルの舞台で演じた『レ・ミゼラブル』の中で歌った曲も披露された後、恒例の<みんなで歌おう>のコーナーが始まりました。
今回は、子どもたちが大好きな歌・「ビリーヴ」を、ニルバーナアンサンブルの演奏に乗って歌います。この曲は何回も歌っていることでしょうが、ヴァイオリンやチェロの伴奏なんて初めてです。……子どもたちは、美しい音色の伴奏で、気持ちよさそうに思いっきり歌い上げました。
続いて、『アナと雪の女王』の「レットイットゴー」。小松さんの歌声に合わせて、子どもたちも歌い始めます。あの映画の中のシーンを思い起こさせるような振り付けで、子どもたちのすぐ脇で歌う小松さんの豊かな表現力に影響されて、強弱を付けて歌う子どもたちの姿は愛らしいものでした。
ヴァイオリン奏者「湯原好恵」さんが、子どもたちの周りを回りながら演奏した「チャールダーシュ」では、テンポのよい弾むような曲に合わせ、会場が一つになっての手拍子が巻き起こりました。……子どもたちは手を打ちながらも、小気味よく動く弓に目を丸くしています。改めて、プロの技に圧倒されたひとときでした。
「ニルバーナアンサンブル」の皆さん、素敵な時間を与えてくださり、本当にありがとうございました。―みんな、大きな幸せを手に入れたように、気持ちよさそうに会場を後にしていきました。
▼ 2015/10/22(木) 巡回音楽会 1
3・4時間目、6人の音楽家で構成された「ニルバーナアンサンブル」をお招きし、『巡回音楽会』が開かれました。そして、幼稚園・保育園の園児、保護者や地域の方々も加わり、みんなで<芸術の秋>を心地よく味わいました。
今回のテーマは、<映画ミュージカルの曲を聴いてみよう>です。
ボーカルは、様々なミュージカルの舞台や、テレビドラマにも出演している「小松春佳」さん。……1曲目はディズニー映画の『リトルマーメイド』、2曲目は同じくディズニー映画『アラジン』の中で使われている曲でした。小松さんの歌声は、1曲目から、聴いている者の心をぎゅっととらえました。透き通るような美しい声が、体育館内に優しく響き渡ります。子どもも大人も、その声にすっかり魅了されてしまいました。
楽器紹介では、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの音色を、それぞれの奏者が巧みな演奏で披露してくれました。普段はなじみが薄い楽器の音色を、目の前で、生で聴く機会が与えられ、子どもたちはうれしそうでした。どの楽器の音色も、心にしみ込み、心を揺するものがあります。音楽への大きな興味を抱かせてくれる、素敵な機会が与えられました。