８時１０分、２週間ぶりに、体育館に全校児童が集合しました。「冬休み」明けの朝会が始まります。

　校長先生が、ホワイトボードに貼られた手描きの“富士山”の絵と共に前に立ちました。子どもたちは、（何のお話が始まるんだろう。）と興味津々の顔つきで前を見据えています。
　お話は、４月当初にみんなで誓った「日本一の沢地小になろう」を、子どもたちに思い起こさせることから始まりました。
　“沢地小”が、「日本一の富士山」を登っていきます。「今の沢地小は、富士山のどの辺まで登れているかな？」……子どもたちに語りかけながら、“沢地小”がずんずん富士山を登っていきます。……そして、富士山の頂上へ！　
　そして、「何でもやってみる」という言葉が、ホワイトボードのてっぺんに貼り付けられました。この新しい年は、「チャレンジ精神」を大切にしようという投げ掛けがなされたのです。
　さらに、＜勇気を持つ＞・＜がんばる＞・＜自信を持つ＞・＜あきらめない＞という４つの言葉が、富士山の中腹に貼られます。
　子どもたちは、目を輝かせながら、「日本一の沢地小」をつくり上げる一員としての「今年の自分」を思い浮かべているようでした。

　最後に、転入生３人が紹介されました。３人とも、全校児童の前で臆することも無く、しっかり自己紹介ができました。この３人も、今、「日本一の沢地小」を目指すメンバーに加わったのです。
　さあ、みんなで「チャレンジ精神」を大切に、また、力強く歩み出しましょう！

　「冬休み」が明け、いよいよ教育活動が再開！

　朝の冷たい空気の中、園芸委員会の子どもたちが、花壇の花への水やりを行っています。
　そして、体育委員会の子どもたちは、運動場のトラックにラインを引いています。
　……「冬休み」前と同様に、平然と朝の活動に取り組む５・６年生の子どもたちに感心させられました。
　また、これも「冬休み」前と同様に、グランドを進んで走る子どもたちの姿や、クラスの子どもたちが一丸となって、『体力アップコンテスト』に向けての“長縄跳び”の練習に励む姿も見られます。

　まるで、１３日間の「冬休み」があったことを忘れさせるような、子どもたちの自然な取組姿勢……新しい年の始まりに対しての気合いが伝わってきました。