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▼ 2016/01/25(月) 6年生の授業公開 2
3つの機関の関係がまとめられたところで、授業者から、「その関係は、果たして対等だと言えるかどうか」という投げ掛けがなされました。
「対等である」・「対等ではない」―子どもたちに、自分の考えの立場をはっきりさせることで、思考を深めていこうというねらいです。
そして、ノートに自分の立場を書き記した後、ペアで意見を交わし合う場が設けられました。ほとんどの子が「対等である」という立場に立ちましたが、その根拠を示していくことが大切です。でも、なかなか小学生には高度な課題だったかしれません。
そこで授業者からは、「3つのうち、どこか一つが大きな権力を持ったらどうなるか」という投げ掛けが加えられ、思考が促されていきました。<政治>のあるべき姿が、徐々に子どもたちに見えてきたようです。
さらにここで、3つの機関の中心に、<国民>というカードが加えられます。
そして、<三権分立>を実現させる上での、<国民>の大きな存在を示していきました。「世論」・「選挙」・「国民審査」・「裁判員制度」……子どもたちは、<政治>の中心にある<国民>の大切さを感じ取り、自分もその一員であることに気づけたのではないでしょうか。
子どもが書いたノートの「授業の振り返り」の中に、「国民は、3つの機関全てに関わっているため、一人一人が国を動かすという気持ちで参加することが大切だ。」という表記を見つけました。この授業の価値が見える一文だと思いませんか?
▼ 2016/01/25(月) 6年生の授業公開 1
6年生の社会科と言えば、「日本の歴史」という感が強いでしょうが、実はそれを受けて、「日本が抱える問題」や「国際社会での課題」等を学ぶ場が設けられています。「日本の歴史」がどのような<政治>によって展開されてきたかを振り返りながら、これからの「日本の歩む道」を見つめていく学習を行うのです。
今日の4時間目には、6年1組の社会科の『国の政治のしくみ』についての授業が公開されました。学習内容は、<三権分立>。……小学校で、ここまで学習しているのをご存じでしたか?
黒板には、「国会」・「内閣」・「裁判所」の3つの機関が担う働きが書かれた短冊が、何枚も提示されました。―それを、それぞれの機関の相互関係が分かりやすいように、子どもたちに貼り替えさせていくのです。
「内閣総理大臣を指名する」・「衆議院の解散を決める」・「政治が憲法に違反していないかを調べる」・「法律が憲法に違反していないかを調べる」等々。(……なかなか難しいと思いませんか?) 個々の機関について、ばらばらに学んできた子どもたちに、こうして、それぞれの“関係性”を見つめ直す機会が与えられたのです。ここまでまとめてきたノートを振り返りながら、一人ひとり真剣に、<政治>と対面して姿勢がうかがえました。