ようこそゲストさん

三島市立沢地小学校

ブログURLの変更についてのお知らせ
ブログのアドレスを、下記の通り変更することとなりましたのでご案内申し上げます。

つきましては、ブログのアドレスを「お気に入り」や「ブックマーク」などに登録されている場合には、大変お手数をおかけいたしますが、変更後の新アドレスへ設定変更して頂きますようお願いいたします。

今後も、引き続きご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

■変更時期
 2023年1月30日より

■変更前: 旧ブログ(http://blog.city-mishima.ed.jp/blog-e/m110/)

■変更後: 新ブログ(https://schit.net/mishima/sawaji-e/)

2016/01/13(水) 2年生の公開授業 2

2年生

子どもたちが試みた様々な「1/4」の分け方が黒板に貼り出され、子どもたちは全員その前に集まりました。
 ……おやおや、“変な「1/4」”も混ざっています。子どもたちからはさっそく、
「あれは、『1/4』じゃないよ!」
「うん、4つの大きさが同じじゃないよ。」
「あれっ? 5つに分けたのもあるよ。」……つぶやきが入り交じります。もちろん、この“変な「1/4」”は、授業者が意図的に間違えて作製したものを加えたものです。子どもたちがつまずきやすい点を見越して、子どもたちの思考をゆさぶろうとしているのです。こうして、学習を確実に定着させていくことをねらっているのです。

 子どもたちは、互いの「分け方」を紹介し合い、「1/4」であるか無いかを確認し合いながら、<同じ大きさに分けた1個分の大きさを、元の大きさの1/4という>ことを理解していきました。授業者が時折ゆさぶりをかけますが、子どもたちはそれに流されずに、「1/4」の意味を確実に身につけたようです。

 授業の最後には、そんな子どもたちのがんばりを称えて、ご褒美として、金色の折り紙を“24等分”したものが一人ひとりに授与されました。(1枚1枚に、何と、先生の貴重なサインが書かれていました。) 「1/24」……<分ける数が多くなればなるほど、その一つ分は小さくなっていく>ことを意識化する、しゃれた締めくくりです。前に並んだ子どもたちは、みんなうれしそうに、「1/24」枚の“サイン入り金色折り紙”をもらっていました。

 今年度の授業日数も、残り「45日」。……しかし、沢地小の教職員は、最後の最後まで、こうして互いに授業を見せ合う機会を大切に、<授業力>を高めようと努めています。
1601131813171.jpg1601131813172.jpg1601131813173.jpg

2016/01/13(水) 2年生の授業公開 1

2年生

1601131715381.jpg1601131715382.jpg1601131715383.jpg
 4時間目、2年1組で、算数の授業が公開されました。
 学習内容は、『分けた大きさをあらわそう』。―何と、新学習指導要領では、「分数」の学習が2年生からスタートします。……とは言っても、、2年生の段階では、<「1/2」や「1/4」などの簡単な分数について知る>程度の内容で、<数の意味や表し方についての理解や、数を用いる能力の伸長>をねらっているのです。

 授業は、電子黒板に映し出された『アップルパイひとつ』の手遊び歌でスタートしました。「分けた大きさ」ということを学ぶのにぴったりの歌で、子どもたちはそれに乗って、楽しく体を動かしていました。
 さらに、「1/2」の書き方も、男子黒板に映し出されました。初めて学ぶ「分数」だからこそ、こうした基本を丁寧に身につけさせているのですね。子どもたちは、画面に少しずつ現れる筆順に合わせて、宙に「1/2」を書き表していました。

 そして、今日の学習課題・「1枚のおり紙を、1/4ずつに分けよう。どんな分け方があるかな。」が提示されました。それだけで、子どもたちの顔には、(早くやってみたい!)という意欲がみなぎりました。ここまでのスムーズな授業の導入が、子どもたちの学習意欲を効果的に刺激したのです。
 個々に1枚ずつ、折り紙が配られます。子どもたちは、勢いよく活動に取り組み始めました。あちこちで様々な“4つ折り”が試みられ、その折り目に沿って、はさみがせわしなく動かされていきました。