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▼ 2016/01/13(水) 2年生の公開授業 2
子どもたちが試みた様々な「1/4」の分け方が黒板に貼り出され、子どもたちは全員その前に集まりました。
……おやおや、“変な「1/4」”も混ざっています。子どもたちからはさっそく、
「あれは、『1/4』じゃないよ!」
「うん、4つの大きさが同じじゃないよ。」
「あれっ? 5つに分けたのもあるよ。」……つぶやきが入り交じります。もちろん、この“変な「1/4」”は、授業者が意図的に間違えて作製したものを加えたものです。子どもたちがつまずきやすい点を見越して、子どもたちの思考をゆさぶろうとしているのです。こうして、学習を確実に定着させていくことをねらっているのです。
子どもたちは、互いの「分け方」を紹介し合い、「1/4」であるか無いかを確認し合いながら、<同じ大きさに分けた1個分の大きさを、元の大きさの1/4という>ことを理解していきました。授業者が時折ゆさぶりをかけますが、子どもたちはそれに流されずに、「1/4」の意味を確実に身につけたようです。
授業の最後には、そんな子どもたちのがんばりを称えて、ご褒美として、金色の折り紙を“24等分”したものが一人ひとりに授与されました。(1枚1枚に、何と、先生の貴重なサインが書かれていました。) 「1/24」……<分ける数が多くなればなるほど、その一つ分は小さくなっていく>ことを意識化する、しゃれた締めくくりです。前に並んだ子どもたちは、みんなうれしそうに、「1/24」枚の“サイン入り金色折り紙”をもらっていました。
今年度の授業日数も、残り「45日」。……しかし、沢地小の教職員は、最後の最後まで、こうして互いに授業を見せ合う機会を大切に、<授業力>を高めようと努めています。
▼ 2016/01/13(水) 2年生の授業公開 1
4時間目、2年1組で、算数の授業が公開されました。
学習内容は、『分けた大きさをあらわそう』。―何と、新学習指導要領では、「分数」の学習が2年生からスタートします。……とは言っても、、2年生の段階では、<「1/2」や「1/4」などの簡単な分数について知る>程度の内容で、<数の意味や表し方についての理解や、数を用いる能力の伸長>をねらっているのです。
授業は、電子黒板に映し出された『アップルパイひとつ』の手遊び歌でスタートしました。「分けた大きさ」ということを学ぶのにぴったりの歌で、子どもたちはそれに乗って、楽しく体を動かしていました。
さらに、「1/2」の書き方も、男子黒板に映し出されました。初めて学ぶ「分数」だからこそ、こうした基本を丁寧に身につけさせているのですね。子どもたちは、画面に少しずつ現れる筆順に合わせて、宙に「1/2」を書き表していました。
そして、今日の学習課題・「1枚のおり紙を、1/4ずつに分けよう。どんな分け方があるかな。」が提示されました。それだけで、子どもたちの顔には、(早くやってみたい!)という意欲がみなぎりました。ここまでのスムーズな授業の導入が、子どもたちの学習意欲を効果的に刺激したのです。
個々に1枚ずつ、折り紙が配られます。子どもたちは、勢いよく活動に取り組み始めました。あちこちで様々な“4つ折り”が試みられ、その折り目に沿って、はさみがせわしなく動かされていきました。