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▼ 2016/01/17(日) どんど焼き 4
グランドのあちらこちらで、柔らかい日差しを浴びながら、団子を夢中でほおばる姿が見られました。
「焼き芋」の無料配布には、絶えず長い列が出来、間に合わない焼き上がりを待ち続けていました。
家族の交流や地域の方々との交流も深める機会となった<どんど焼き>も、こうして大盛況のうちに、事故やけがも無く、無事終了することができました。
参加者の人数を確実に数えた訳ではありませんが、きっと、400人を越えていたことと思います。昨年復活したこの行事ですが、これなら確実に、この地に定着していくことでしょう。
参加者が帰った後、消防団の方々が、消防車からの放水によって、しっかり消火を確認してくださいました。この地を“火事”から守るだけでなく、この地の“行事”にまで関わってくださったことに心より感謝申し上げます。
▼ 2016/01/17(日) どんど焼き 3
「おやじの会」は、やっぱりやることが“粋”でした。
活動の資金集めも兼ねて、お手製の「賽銭(さいせん)箱」・「おみくじ」を用意したり、「JA三島・函南」さんから無償提供された“三島甘藷(かんしょ)”を使っての「焼き芋」を無料で配ったり、さらには、子どもたちのデザートにと、串に刺した「マシュマロ」を用意しておいて、最後に「焼きマシュマロ」を食べさせてくれたり……。
また、昨日のうちにお母さん方は、焼いた団子に付けて食べるための、「みたらしのたれ」「こしあん・つぶあん」を作っておいてくださいました。これも大好評で、どれも団子によく合い、来校された方々はだれもが、美味しそうに団子をほおばっていました。
〔*なお、この<どんど焼き>に要する費用は、「自治会連合会」が負担してくださったことも、この場をお借りして紹介させていただきます。〕
▼ 2016/01/17(日) どんど焼き 2
勢いよく燃え上がる炎、巻き上がる白い煙。
*火は穢れ(けがれ)を浄(きよ)め、新しい命を生み出す。
*竹の爆(は)ぜる音は災いを退け、高く 上る煙に乗って正月の神様が帰る。
……こうして、<どんど焼き>は、「祓い(はらい)浄める」という役割と、「正月に浮かれた人々を現実世界に戻す」という、二つの役割を担った行事とも言われています。
また、「この火にあたると若返る」とか、「焼いた団子を食べると病気をしない・虫歯にならない」との言われもあります。
さらに、「燃やした書き初めの紙が高く舞い上がると、習字が上手になり勉強もできるようになる」などとも言われています。
その他にも、1年中の「身体健康・無病息災・家内安全・五穀豊穣」などを祈願しているそうです。
集まった人たちは、きっと、「この1年も素敵な年になるように……」という思いを胸に、火をじっと見つめていたのだろうと思います。
火の勢いが治まった頃、ようやく持ってきた団子がかざされる時がやって来ました。合図が出ると、四方八方から次々と、団子が巻きつけられた竹が差し出されました。
▼ 2016/01/17(日) どんど焼き 1
朝の9時頃から、子どもたち・保護者・地域の方々が、アルミ箔で団子を巻き付けた竹を手に、続々とグランドに集まり始めました。
さわやかな青空が広がり、風も無く、絶好の<「どんど焼き」日和(びより)>です。やぐらには、子どもたちが書いた書き初めや、お札・お守りなども加えられました。
「粋なおやじの会」と「自治会・町内会」の共催であり、さらに「三島市消防団・第3分団」に協力をいただくということで、初めに、その関係の方々が紹介されました。(この<どんど焼き>は、こうして多くの方々の後押しがあって、実施できるのです。)
次に、PTA会長・学校長・自治会連合会長・消防団長が代表で、簡易祭壇の前に立ち、「無病息災(むびょうそくさい)・五穀豊穣(ごこくほうじょう)」を祈って御神酒を頂きました。
そして、学校長によって、いよいよやぐらに点火されます。
勢いよく燃え移っていく炎。……白い煙は、真っ直ぐに青空に吸い込まれていきました。