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三島市立沢地小学校

ブログURLの変更についてのお知らせ
ブログのアドレスを、下記の通り変更することとなりましたのでご案内申し上げます。

つきましては、ブログのアドレスを「お気に入り」や「ブックマーク」などに登録されている場合には、大変お手数をおかけいたしますが、変更後の新アドレスへ設定変更して頂きますようお願いいたします。

今後も、引き続きご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

■変更時期
 2023年1月30日より

■変更前: 旧ブログ(http://blog.city-mishima.ed.jp/blog-e/m110/)

■変更後: 新ブログ(https://schit.net/mishima/sawaji-e/)

2016/11/03(木) 親子座禅の会 2

本堂の内部や周辺を気持ちよく整備し終え、いよいよ次の“修行”の「座禅」に挑戦します。
 最初に、経文が印刷されたプリントを手に、みんなでお経を唱えます。木魚の音に合わせてお経を唱えるなんて、子どもたちにはめったに無いことでしょう。お寺の御本尊を前に、「これから座禅を組ませていただきます。」というご挨拶として、みんな神妙な表情で唱えていました。

 次に、お坊さんから、「座禅」を行う際の、足の組み方と手の組み方、視線や姿勢、呼吸の仕方、さらには警策(きょうさく;修行者の肩ないし背中を打つための棒)の受け方まで教えていただきました。足の組み方には、両足を組む「結跏趺坐(けっかふざ)」と、片足だけを組む「半跏趺坐(はんかふざ)」の二通りがありますが、今回は、各自が出来る組み方で行いました。

 第一回戦は10分間、第二回戦は20分間程度……それでもなかなか大変なものです。心を“無”にしようと試みても、“無”ということ自体が分からないという感じです。足や背中が痛くなり、それが気になってきます。他の人のちょっとした動きを視線の隅で気にしてしまったり、木々の間から聞こえてくる鳥のさえずりに心を動かしたり……。
 これを毎日何時間も行っているお坊さんたちの、並外れたすごさを、改めて実感させられました。
 でも、<せっかくの体験なので「警策」を受けておこう>という前向きな姿勢の子どもや親御さんが多く、ぴーんと張り詰めた本堂に、「タターンッ! タターンッ!」という乾いた音が何度も響き渡っていました。

 めったにできない“非日常的”な体験……ちょっぴりですが、何か新しい自分に触れられたような気がします。参加した子どもたちも親御さんも、すっきりした表情で、お寺を後にしました。
 素晴らしい機会を与えてくださった「龍澤寺」さんに、心より感謝申し上げます。
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2016/11/03(木) 親子座禅の会 1

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 3日(木)の午前9時から、校区内にある「龍澤寺」にて、<粋なおやじの会>主催の『親子座禅の会』が開かれました。
 「龍澤寺」は杉林に囲まれた静寂の地にあり、白隠禅師が創立した、禅宗の道場として有名なお寺です。

 最初の“修行”は、寺の中の雑巾がけです。お坊さんにこつを教えてもらってから、子どもも大人もみんなで挑戦しました。今日は心地よい天気の中での作業だったので、裸足で床を水拭きするのにも、さほどつらさは感じません。でも、冬場の朝に、毎日毎日、少人数のお坊さんだけでここを磨き上げるのは、さぞかし辛いことでしょうね。
 続いて、本堂の外周りの草取り(お坊さんは「草引き」という言い方をしていました。)を行います。境内が広いですから、この作業も大変でしょうね。
 約1時間、寺の中の雑巾がけにも境内の草取りにも、子どもたちは、まるで“一休さん”のように、一生懸命取り組んでいました。