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▼ 2016/11/26(土) 沢地カーニバル 8
給食の時間に、全校放送を使って、「終わりの会」が開かれました。
各学年の代表児童が、順番に感想を述べていきました。1年生からは、ダンスを踊った時の緊張感や初めて「沢地カーニバル」に参加して、いろんなお店がいっぱいあったことへの素直な感激が話され、2年生以上は、自分のクラスのお店作りでの精一杯のがんばりや、他のクラスや学年のお店の良さが話されました。
校長先生からは、1年生のダンスの素晴らしさ、全てのクラスのお店作りでの多様な工夫に対する感動が語られ、そして、スローガンどおり、「勉強の面白さ」を味わい、追究できたカーニバルになったことが賞賛されました。
今日までの、一人ひとりの子どもたちの大きな努力に、心から拍手を送りたいものです。保護者の皆さんも、子どもたちの活躍ぶりを、温かくほめてあげてくださいね。
▼ 2016/11/26(土) 沢地カーニバル 7
6年2組のお店の名前は<弓バーサル・墨政治ジャパン>。「ユニバーサル・スタジオジャパン」をもじったものでしょうが、「弓矢体験」「墨絵体験」「議会体験」といった「社会科」の学習を生かしたお店でした。
「弓矢体験」では、手作りの兜(かぶと)をかぶり、本物そっくりに作った弓を使って吸盤付きの矢を射ます。「墨絵体験」では、何種類もの濃さの墨を使って、絵や文字を書きます。
しかし、何と言っても興味深かったのは、訪れたお客さんによる、「国会」での「議会」を体験するコーナーです。くじ引きでそれぞれに役割が与えられ、その役割に成りきって“台本”のセリフを言い合っていくのです。挙手をしたり、強い口調でまくし立てたり……その様子は、見ている側も楽しませてくれました。“台本”も子どもたちが作ったものですが、内容もしっかりしており、本格的な「学級会体験」とも言い換えられる内容でした。
「こんなこともできるんだ!」……これにも、親御さん方、地域の方々からの感嘆の声を聞きました。6年生って、本当にすごい可能性を秘めているんですね。
▼ 2016/11/26(土) 沢地カーニバル 6
6年1組のお店の名前は<BHM 〜楽しくないとは言わせない!〜>。「BHM」は、「バック・トゥ・ザ・ヒストリー・ムービー」の略だそうです。もちろん、「社会科」の学習を生かしたお店でした。
理科室を“映画館”にし、電子黒板に、事前にビデオ撮影しておいた“映画”の上映が行われていました。戦国時代にタイムスリップした少年が、武将たちの戦(いくさ)に巻き込まれるというストーリーです。……その“映画”を観終わったら、教室でそれに関連した体験をしてもらうという流れを作っていました。
まずは、「火縄銃」についての詳しい解説が行われ、それを受けたら“割りばし鉄砲”の「火縄銃」版で、騎馬隊を打つコーナーがありました。さらに、「十二単(ひとえ)」の実際の重さを体感してもらうコーナー、加えて、自分の性格は戦国武将のだれに近いかを診断する大型のフローチャートが……。
「最高学年」ならでは洒落(しゃれ)た演出がここかしこに感じられ、来校された親御さん方や地域の方々からも、驚きの声を耳にしました。
▼ 2016/11/26(土) 沢地カーニバル 5
5年1組のお店の名前は<りか りかこ>。……「り・か・こ」は「理科」「家庭科」「国語」の頭文字をつなげて生まれた名前だそうですが、「りか」という名字を付けた方が語呂がいいという“遊び心”により、この奇妙な店名になったようです。
そして、自分たちの教室と隣の少人数教室を使い、「顕微鏡での観察」コーナー、毛糸をフェルトに縫い付ける「手芸」コーナー、『百人一首』のカルタ取りコーナーを設けていました。
「観察コーナー」の後ろには、電子黒板を利用して「顕微鏡」の使い方を説明する係の子が待機し、その説明を受けたお客さんに、実際に観察してもらうという流れがありました。
手芸では、針を使うのは危険ではないかということで、その代わりに何と“竹串”を……。それぞれのコーナーで、各自が適確に自分の役割を果たしていました。
▼ 2016/11/26(土) 沢地カーニバル 4
体育館では、4年2組と5年2組がお店を開いていました。
4年2組のお店の名前は<空星脳 〜ジャパニーズサイエンス〜>。やはり、「理科」の学習を生かしたお店です。「空」は“空気”―空気の圧縮によって発射する「空気鉄砲」に挑戦するコーナー。「星」は“星座”―何と、ステージの上の前幕を締め切った中には、手作りの「プラネタリウム」が……。「脳」は、“脳の錯覚”をついた「だまし絵」の展示コーナー。
どのコーナーも丁寧な解説で運営されていて、感心させられました。
(「プラネタリウム」は、真っ暗な中で、段ボールに空けた穴を後ろから照らして、“星座”を浮かび上がらせていました。)
5年2組のお店の名前は<ザ・運動 HAPPY5−2 〜目指せ金メダル〜>。「体育」の学習が生かされたお店です。「縄跳び」に挑戦するコーナー、「フリースロー」に挑戦するコーナー、「ボール投げ」に挑戦するコーナーが組まれ、それを回ってきて獲得した合計点数によって、決められた色のメダルを作れるのです。
……そう、がんばれば“金メダル”が! “金メダル”を獲得できるという意欲付けの場を設けておくことで、それを目指してそれぞれのコーナーに前向きに挑戦してもらおうという訳です。
こういう設定を考えられるのが、「高学年」なのでしょうね。
▼ 2016/11/26(土) 沢地カーニバル 3
3年1組のお店の名前は<な〜るほど ザ・理科ワールド>。名前のとおり、「理科」の学習を生かしたお店でした。授業で触れた様々な「昆虫」を“力士”に見立て、「とんとん相撲」を楽しむコーナーや、「植物」や「動物」に関連したクイズに挑戦するコーナーが設けられています。
係の子どもたちが、給食着を着たり、豆電球型の帽子や昆虫が描かれたお面を頭に付けたりして“博士っぽさ”を出している姿は、愛らしいものでした。
また、「クイズコーナー」では、正解のマークにタッチすると豆電球が光るというハイテクな(?)装置に驚かされました。
4年1組のお店の名前は<わくわくサイエンスボーリング>。これも、「理科」の学習を生かしたお店です。教室の床には、ボーリングのレーンが3つ用意され、そのそれぞれに、“ピン”に見立てたペットボトルが並べてあります。
しかし、ただのボーリングゲームではありません。それぞれの“ピン”の中に筒状に丸めた紙が差し込んであり、そこに「理科クイズ」が書かれているのです。そして、倒した“ピン”に入っていたクイズに挑戦してもらうという工夫が盛り込まれていました。
なお、3年2組のお店・<スーパー25>は、前述の事情により“閉店”……。この「25」という数字には、「クラスの“25人”全員で作り上げた」という熱い思いが込められていたのですが……。でも、後日、25人全員がそろった時、“開店”します!
▼ 2016/11/26(土) 沢地カーニバル 2
2年1組のお店の名前は<ハッピーランド>。「生活科」の学習を生かしたゲームコーナーが設けられていました。
たくさんの箱の中から、牛乳パックを使って作った“びっくり箱”を選ぶと失敗! ……というようなゲームや、空気を入れて膨らませた細長いビニル袋を投げて的に当てるゲーム等、「生活科」で学んだ手作りおもちゃをうまく生かしていました。
的に当てるのがなかなか難しかった「的当てゲーム」では、係の子が、手に持った的を投げたビニル袋の飛ぶ所に動かして、当たりやすくしてくれるという思いやりがうかがえました。
2年2組のお店の名前は<みんなかがやけ わくわくルーム>。「生活科」で楽しんだ魚釣りゲームのほかに、「音楽」の学習を生かした“太鼓でのリズム打ち”に挑戦するコーナーや、「算数」の学習を生かした“九九”をどのくらいの時間で言い終えることができるか挑戦するコーナーもありました。
「リズム打ち」は、音符や休符が記されたカードが何種類か用意され、それに合わせて太鼓を打ちます。そこでは、1年生に優しく教えてあげる“お兄さん・お姉さんぶり”も見られ、感心させられました。
2年生は、初めての“お店”づくりでしたが、なかなか立派な接客ができていました。きっと、やり遂げられたことに大きな満足感を味わえたことでしょう。
▼ 2016/11/26(土) 沢地カーニバル 1
さあ、いよいよ『沢地カーニバル』の開幕です!
全校児童が体育館に集まり、「始めの会」が始まります。
まだ記憶に新しいリオ・オリンピックでの閉会式での映像が、スクリーンに映し出されました。土管から“マリオ”が……と、そこでスクリーンが巻き上げられると同時に、ステージに土管が現れ、“マリオ”が登場! そして、『沢地カーニバル』のスローガンが改めて提示されました。正に、サプライズ演出です。“五輪”のマークまで使う徹底ぶりの中、“マリオ”が「お客」に扮して、「お店」を回る寸劇が展開されます。それを通して、カーニバルに参加する上での約束事が確認されていきました。……児童会の計画委員たちのセンスには、いつも驚かされます。
そして、1年生が全校の周りをぐるりと囲んだ「パレード」が始まり、カーニバル開始の雰囲気を盛り上げます。可愛らしい1年生が一生懸命踊るダンスに、全校児童の目は釘付けです。体育館の空気がどんどん暖まってくる感じがしました。
<なお、“全校”と書きましたが、今朝、「嘔吐」や「吐き気」の症状での欠席者や、体調不良を訴える子が多く見られた3年2組に、急きょ、『学級閉鎖』の措置をとらせていただきました。
ここまで一生懸命準備してきたのでかわいそうでしたが、全校への蔓延を防ぐためのやむを得ない措置でした。3年2組の“お店”は、後日、全員が回復してから”開店”する場を設けさせていただきます。>