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メッセージ欄
2015年6月の日記
▼ 2015/06/24(水) 自然教室 9
食事の後には、館内の自分たちが使った場所、そして、キャンプファイヤーを行った場所に全員が散らばって、徹底的に掃除を行いました。<来たときよりも美しく>……聞き慣れた言葉ですが、子どもたちに素敵な思い出をたくさん生み出してくれた場所だけに、この言葉を本当に大切にして活動していました。
玄関前で、『退所式』が開かれました。子どもたちは、素直な気持ちで、ここの自然に、この施設に、そして、所員のみなさんに感謝の言葉を告げました。
バスに乗り込みます。今振り返れば、短過ぎた3日間……。走り出したバスから、施設を振り返る子どもたちの眼差し……。表現できない悲しみが、胸を突き上げるようにわき上がってきたかもしれません。
とうとう沢地小に戻ってきました。一昨日ここを出発しただけなのに、何か不思議な感じがしてくるようです。それに、何と“下界(失礼ですねえ。)”の暑いこと……。
日差しに焼き焦がされそうなので、急きょ、『閉校式』は、冷房を効かした「さわやかルーム」で行うことにしました。
<修行>の旅から帰った5年生。―校長先生からは、それを立派に乗り越えた証とした、子どもたちに<サブリーダーワッペン>が与えられることが伝えられました。
お疲れ様、5年生。本当に素晴らしい活動ぶりでしたよ。(「こんなに素敵な5年生、見たこと無い。日本一の5年生だ!」と言いたい気持ちです。)
そして、事前のきめ細かな準備に心を注いでくださった保護者の皆さん、本当にありがとうございました。子どもたちは、皆さんのおかげで、大きな思い出作りができ、大きな自信を手に入れることができたと思います。
▼ 2015/06/24(水) 自然教室 8
食堂での「朝食」の様子です。
この<自然教室>では、班ごとに、各自、「班長」・「食事係」・「レクリエーション係」・「生活係」のどれかの役割が与えられていました。
「飯ごう炊さん」や「朝食」は、もちろん「食事係」が中心になって活動します。今日の朝食でも、みんなより30分早く食堂に集まり、全員分の食事を用意してテーブルに並べていました。
食事のあいさつ、後片付けも「食事係」の仕事です。こうして各自に、必要な時に人のために動き、自分の存在感を味わわせる場を設けてきたのです。そして、ほかの子たちは、その活動に感謝の気持ちを素直に返していく……素敵な<社会>の仕組みがここに見えたような気がしました。
疲れがたまっていることでしょうが、みんなしっかり食事をとりました。出された物をきれいに平らげることで、作ってくださった方々、用意してくれた「食事係」に対して、しっかり感謝の心を見せようとしていたのでしょう。
▼ 2015/06/24(水) 自然教室 7
とうとう最終日。3日目の朝を迎えました。
左の写真は、施設から撮った、朝6時の空です。……この「梅雨時」に、3日間好天の中で活動できるなんて、奇跡に近いと思います。青空の下に、三島の街並みが明るく照らし出されました。
昨夜は、消灯時刻を過ぎると、一気に館内が静まりかえりました。2日間精一杯活動してきた疲れが、子どもたちを夢の国に引きずり込んでいったのでしょう。
そして今朝も、起床時刻(6時半)間際まで、多く子たちが静かに眠り込んでいました。
……男子の部屋は、6時前後から、ぼそぼそ話し声が聞こえてきましたが、寝ている子を無理矢理起こすようなことの無い優しさが感じられました。
……女子の部屋はいつまでも静かで、女の先生方が6時半に起こしにいったほど、みんな深い眠りについていたようですが……。
▼ 2015/06/24(水) 自然教室 6
2日目の夜は、「室内ナイトウォーク」を行いました。
まずは、プレイルームに全員が集合して、雰囲気作りのために、先生から“恐怖話(たいしたことが無い作り話です。)”を聞かされました。……話を聞きながら、少しずつ、隣の子の手を握ったり、体を寄せたりする子が現れ始めます。
話が終わると、いよいよ、“くじ”による「出発順」の決定です。あれっ? もう泣き出している子がいますよ。
そして、プレイルームを出て最初の階段から、もう、上の階に足を踏み出せない子が……。また、入らなければならない部屋になかなか入れずに、女の子に叱られている男の子が……。カメラのフラッシュに悲鳴を上げる子が……。とうとう姿を見せた“お化け”に追いかけられて逃げ惑う子が……。館内の様々な所から、子どもたちの悲鳴が、鳴き声が響き渡ってきました。
(終わってからの笑い話になるのですが、一人一枚ずつ必ず取ってこなければ“お札”が置いてある部屋は、怖くて取りに行けない子で満室になってしまったとのことです。)
しかし、もちろんここでも、子どもたちのよさがあちこちで見られました。仲間を勇気づける空元気(からげんき)、仲間同士での励まし合い……今まで見たことがない、友達のいろいろな<顔>が見えたはずです。そして、心をぐんと近づけ合えたはずです。
全員が無事に戻ってくると、「出てきた“お化けたち”の紹介」が行われました。これは、先生方の優しさですね。……子どもたちは、怖がらせてくれた“お化けたち”に、声をそろえてお礼を言いました。(変でしょう? でも、かわいいでしょう?)
▼ 2015/06/24(水) 自然教室 5
見てください、この自慢げな顔つき。
子どもたちは、自分たちで作り上げた「夕食」を絶賛しながら食べていました。確かに、ほとんどの班が、普通においしい(ごめんなさい。)「カレーライス」となりました。手伝いに来てくれた先生方も、味見させてもらっては、温かくほめたたえていました。
まあ、中には、水が多過ぎたり少な過ぎたりしたご飯を、カレーのルーと混ぜ合わせてごまかしながらも、寂しそうに食べている班もありましたが……。これも、よい体験・よい思い出の一つとなっていくことでしょう。
素敵です。後片付けも、みんなで仕事を分担して一生懸命行う子どもたち。
素敵です。自分の仕事が終わると、自ら仕事を見つけようとする子どもたち。
これからはきっと、家でも同じように実践できるはずです。(上手に持ち上げてやれば……。)